TimeOut という雑誌が「The coolest neighbourhoods in the world」というランキングを毎年やっています。世界のかっこいい街のランキングです。Neighbourhood というのは訳が難しくて、都市の中の一地域ぐらいのエリアを指します。東京でいえば、吉祥寺とか下北沢とかそんな規模です。渋谷や池袋になると大きすぎる印象。「クールな街」と私は訳してしまいましたが、街といっても東京、大阪みたいな都市を指すわけではありません。
このランキングで、ダブリンのフィブスボロ (Phibsboro) が堂々 27位に選ばれました。フィブスボロが選ばれるのは今年が初めてではなくて、一昨年も同じく27位にランクインしています。
そして、去年は同じダブリン7区のストーニーバター (Stoneybatter)が 42 位に入っていました。いま、ダブリンで最もトレンディーな場所はダブリン7区なんですね。サウスサイドにお住まいの皆様におかれましても、その辺のところを肝に銘じていただければと思います 
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フィブスボロもストーニーバターも、ここ数年で新しいカフェやパブ、レストランなどがオープンしておりまして、下町情緒の漂う中に、若々しいダイナミズムも感じさせるというところが、選ばれた理由ではないかと思います。
私も 2017 年 4 月に、「フィブスボロのおしゃれ化がとまらない」というブログ記事を書きました。
再開発の予定もあるようなので、フィブスボロはこれからますます発展するのではないかと思います。上にリンクした記事で取り上げたお店の中で、「Tani」という和食屋だけは既に閉店していますのでご注意ください。
ちなみに、このランキングには日本の街も1つランクインしているんですが、どこか想像つきますでしょうか。これは難しいと思います。
答えは東京の日本橋兜町です。私なんかには証券取引所の印象しかなかったのですが、どうやら、兜町・茅場町再活性化プロジェクトというのがあって、旧第一銀行の建物が K5 というブティック・ホテルに変わったり、新しいレストランやカフェなどが次々とオープンしたりしているそうです。日本に一時帰国したときには訪れてみたいと思います。
