たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

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ケニー首相の訪日

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いま、アイルランドのエンダ・ケニー首相が日本を訪れています。昨日だかに安倍首相と会談したみたいで、こちらの新聞では大きく取り上げられています。日本ではどんな報道になっているかわかりませんが、アイルランドのメディアでは牛肉の対日輸出が再開されるという話がメインです。今、日本に牛肉の輸出が許可されてる国は 4 か国で、アイルランドが 5 か国目だそうですね。

今日のアイリッシュ・タイムズ紙に載っていた、牛肉輸入解禁に関する記事を訳してみます。

======== 翻訳ここから ==========
「日本は大きな牛肉市場ではないが、誉れの高い市場である (Japan not a big market for beef but it is a prestigious one )」 by アリソン・ヒーリー記者

アイルランドのビーフに日本市場の門戸が再び開かれたことは、アイルランドの農業省、アイルランド食糧庁、日本の関係当局の長年にわたる対話が実りを結んだものであり、輸出業者にとっては良いカンフル剤となる。

日本はアジア最大の牛肉輸入国で、昨年は 514,000 トン以上を購入している。

日本は狂牛病危機をうけて 2000 年に EU からの牛肉輸入を禁止した。その前年、アイルランドは 3000 トンの牛肉と内臓肉を日本に輸出しており、その金額は約 1000 万ユーロ (13 億円くらい) であった。

イギリスに約 260,000 トンを輸出しているのでことを考えれば、日本は主要な市場となることはないだろうが、日本が要求する高い基準を満たすということで、誉れの高い市場となるだろう。

IFA (アイルランド農業経営者協会) プレジデントのジョン・ブライアンは、「日本の承認を得ることはアイルランドのビーフの評価を高めることになる。なぜなら、私たちの牛肉が最高の規格を満たしていることを他の市場に知らしめることができるからだ」と語る。

今週の(首相訪日に随行した) 貿易使節団の 90% 以上がアイルランドの牛肉輸出業者だと言う事実は、業界がどれほどこの市場を真剣に考えているかを示している。

彼らは、内蔵肉 (いわゆるホルモン) に商機を見出している。なぜなら、日本ではアイルランドよりも内蔵肉の価値が高いからだ。また、価値と品質の高い赤肉の可能性も見出している。

食品の供給が確保できていることは私たち (アイルランド人) は当たり前のことと考えているが、食糧の 60% を輸入している日本人にとっては大きな関心事である。アイルランド食糧庁のチーフ・エグゼクティブであるエイダン・コッターによれば、かつては日本の経済活動の 50% を農業が占めていたが、現在は 1% に過ぎない。

今日、日本の人口の 90% が都市圏に住んでいる。

アイルランド食糧庁は、これ (牛肉解禁) 以外にも日本から良いニュースが届くことを期待している。

日本は世界第 12 位の豚肉消費国であり、こちらも大きく輸入に依存している。酪農品への需要も高まっており、昨年、アイルランドから日本へ輸出されたチーズは金額にして 640 万ユーロ分で、過去 4 年で 33 % の伸びを示している。

アイリッシュ・ウィスキーの人気も高まっており、貝類、地ビール、菓子類などの小規模企業の商品も日本に進出している。

ドネゴール県のアイリッシュ・プレミアム・オイスターズ社は、毎週 2500 個を東京に輸送している。また、カシル・ブルー・チーズやデュラス・チーズ、ジェムソン (ウィスキー)、ベイリーズ (リキュール)、タラモアデュー (ウィスキー) なども日本の市場に参入している。


ホルモンの話が記事にも出てきてますが、私は昔、高田馬場のさかえ通りの鳥安という焼き鳥屋さんでホーガンというのを食べたことがあります。これは牛の睾丸ですね。塩味で食べたと思いますが、おいしかったです。皮がぷりっと弾けると、中はジューシーな感じだったと記憶しています。

以前、アイルランド食糧庁が出している、輸出向けの肉のカタログみたいなのを見せてもらったことがあります。その中にもやはり牛の睾丸がありました。興味があったので、どこの国がこれを買うのかと聞いてみたところ、アラブの国が買うんだそうです。