たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

今月見た映画 2012 年 2 月

 
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The Descendants (2011 年、アメリカ)
邦題: ファミリー・ツリー
2/9 at Lighthousecimena
監督: Alexander Payne
出演: George Clooney, Shailene Woodley, Beau Bridges
妻がモーターボートの事故で昏睡してしまうし、妻が浮気していたことがわかってしまうし、娘は反抗的だしで、おれの人生なんやねん、っていう感じになってしまった中年の男が、それはあんたが仕事ばっかりしてたからやろーと言われておろおろしながらも、娘と一緒に妻の浮気相手を探し出す中で家族の絆を取り戻していく映画。ハワイのレイドバックな日常がある意味コメディーリリーフになっていていい感じ。おもしろいです。

 

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Carnage (2011 年、フランス/ドイツ/スペイン/ポーランド)
邦題: おとなのけんか
2/10 at Lighthousecimena
監督: Roman Polanski
出演: Jodie Foster, Kate Winslet, Christoph Waltz, John C. Reilly
フランスの舞台劇をロマン・ポランスキーが映画化。芸達者の 4 人の役者による丁々発止の演技合戦。いい意味でも悪い意味でも、息の詰まるような映画。

 

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A Dangerous Method (2011 年、ドイツ/イギリス/カナダ/スイス)
邦題: ア・デンジャラス・メソッド
2/14 at Lighthousecimena
監督: David Cronenberg
出演: Viggo Mortensen, Michael Fassbender, Keira Knightley, Vincent Cassel
ユング、フロイト、そしてロシア人精神分析家のザビーナ・シュピールラインとの間の常識の枠を外れた激烈な関係をクローネンバーグ監督が描きます。ノンフィクションの本に基づいた舞台劇を原作としているようなので、ある程度の脚色はあるにしても、史実には近いのかな。

 

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Extremely Loud and Incredibly Close (2011 年、アメリカ)
邦題: ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
2/18 at Cineworld
監督: Stephen Daldry
出演: Tom Hanks, Sandra Bullock, Thomas Horn
アメリカでの評価は極端に二分されているらしい。あれほど衝撃的な事件を題材にした映画だから、みんな何か言いたいことがそりゃーあるだろう。しかし、私はこの映画はアリとしたい。お涙ちょうだいでもなく、悲惨さを強調するのでもなく、普通の人たちが普通の暮らしを取り戻すために、自分の畑をコツコツ耕していくことを勇気づけるような、そんな作品を震災後の日本のクリエイターも創りだせると思う。

 

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Rampart (2011 年、アメリカ)
2/25 at Lighthousecimena
監督: Oren Moverman
出演: Woody Harrelson
1990年代後半にランパート・スキャンダルっていうのがあって、それはロサンゼルス市警の腐敗に関する不祥事なんだけど、それを題材にしたドラマ。人の道を外れてどんどん現実感を失くしていく、ロス市警で一番ダーティーな警官をウッディー・ハレルソンが演じます。

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