昨日は A マッチ・デーだったので、いろんなところで国際試合が行われました。アイルランドはチェコをダブリンに迎えて親善試合。
チェコが先制して、アイルランドが終了間際に追いついて引き分け。親善試合はもう地上波でやらないんですよね。衛星放送の Sky Sports が高い放映権払って買っちゃうから。パブに見に行くってほどでもないし。逆に (何が逆かわからないけど) イングランドの試合はウチでも BBC で見れたりする。
試合自体はつまらなかったみたい。今日のラジオで解説のエイモン・ダンフィーがトラパットーニ監督に対して怒っていて、「あの戦術はなんなんだ。モンゴルの監督やってるんじゃないんだぞ」と言っていた。
しかしまあ、EURO 2012 の相手がスペイン、イタリア、クロアチアであることを考えると、アイルランドは泥仕合に持ち込まないと勝ち目はないとは思う。
アイルランドのメンバー
先発: Given; O'Sea, O'Dea, St Ledger, Ward; Duff, Andrews, Whelan, McGeady; Keane, Long
サブ: Green for Whelan 63', S. Hunt for Duff 63', Cox for Keane 71', Walters for Long 71', McClean for McGeady 79'
得点: Baros 50' (チェコ)、Cox 86' (アイルランド)
先発: Given; O'Sea, O'Dea, St Ledger, Ward; Duff, Andrews, Whelan, McGeady; Keane, Long
サブ: Green for Whelan 63', S. Hunt for Duff 63', Cox for Keane 71', Walters for Long 71', McClean for McGeady 79'
得点: Baros 50' (チェコ)、Cox 86' (アイルランド)
ハイライトを見てたんだけど、ジェイムズ・マクレインがサブで出てくるところで観客が凄い盛り上がっていた。スタンディング・オべーション。マクレイン (読み方はマクリーンじゃなくてマクレインでお願いします) は、ついこの間までアイルランドのリーグでプレーしていた。
昨夏にサンダーランドに移籍して、「将来性を買われて」っていう話だったんだけど、みるみる頭角を現し、去年の暮あたりからファースト・チームで大活躍。今回の代表初招集を受けて、Euro 2012 のスカッド入りも現実的になってきました。おとぎ話のような出世ぶりですね。デリー出身で元北アイルランド U21 代表。22歳のウィンガー。
それから、昨日は 2 月 29 日のうるう日だったわけですが、アイルランドの民間伝承では (たぶんイギリスも) この日は女の人が男の人にプロポーズしてもいい日 (もしくは、女性にプロポーズされたら男性は断れない日)、ということになっている。それで、ハーフタイムにはカップルがピッチに出てきて、女の人がプロポーズした、とタブロイド新聞には写真付きで紹介されていた。
となりのアパートに住むショーンさんに階段のところで会って世間話をしていたら、「君も今日は女の人にプロポーズされたのかい?」と聞かれたので、「いやー、それはない」と答えたら、「そうか。じゃあ君もあと 4 年は安全だね」と言われました。
この伝説をテーマにした「Leap Year」(2010 年アメリカ、主演: エイミーアダムズ、マシュー・グッド) というロマンチック・コメディーがあるんだけど、これはアイルランドを舞台にした映画の中で一番ひどいらしいので、絶対に見てはいけないそうだ。