(前編から続く)
25位: 聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア (2017、ヨルゴス・ランティモス)。サイコ・ホラー。舞台やストーリーはアイルランドと関係ないのがが、資本がアイルランドから出ている。コリン・ファレルやバリー・キョーアンなどのアイルランドの役者も出演。見た。
24位: His & Hers (2010、ケン・ワードップ)。これも好きな映画。見た。
23位: ブッチャー・ボーイ (1997、ニール・ジョーダン)。主役を務めた子役の子が凄くよかったんだよね、この映画。ブラック・コメディ。見た。
22位: 邪魔者は殺せ (1947、キャロル・リード)。北アイルランドのある町を舞台にしたフィルム・ノアール。見てない。
21位: The Rocky Road to Dublin (1967、ピーター・レノン)。アイルランド社会の暗い側面に焦点を合わせたドキュメンタリー。セックス・シーンとかはないので政府は公式には発禁にできなかったが、上映やテレビ放映を阻止したらしい。見てない。
20位: The Farthest (2017、エマー・レイノルズ)。惑星探査機ボイジャー号に関するドキュメンタリー。見てない。
19位: Good Vibrations (2013、リサ・バロス・ドサ/グレン・レイバーン)。70年代、紛争真っただ中の北アイルランドの音楽シーンを描くドラマ。アルスター・パンクの震源地となったレコード・ショップのオーナーが主人公。見た。
18位: Silence (2012、パット・コリンズ)。これ、とにかく変な映画。人が出す音のない場所を求めてさまようサウンド・エンジニアの話。見た。
17位: マグダレンの祈り (2002、ピーター・マラン)。ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞。1960年代アイルランド。当時のキリスト教的価値観でふしだらとされた女性を収容したマグダレン洗濯所で、監督する修道女や神父に女性たちが苦しめられる話。見てない。
16位: ONCE ダブリンの街角で (2007、ジョン・カーニー)。これはもう説明の必要ないですね。見た。
15位: The Fading Light (2009、アイバン・カバナー)。この映画は聞いたこともなかった。死期の近い母親を世話する2人の姉妹。障害のある弟の行く末を思い悩む。見てない。
14位: Song of Granite (2017、パット・コリンズ)。アイルランドのフォーク・シンガーであるジョー・ヒーニーのドキュメンタリー・ドラマ。見てない。
13位: ミシャ・エアラ (1959、ジョージ・モリソン)。タイトルの Mise Éire は I (am) Ireland の意味。アイルランドの歴史を語るドキュメンタリー。見てない。
12位: ブルックリン (2015、ジョン・クローリー)。ウェックスフォードからブルックリンに移民した少女 (シアーシャ・ローナン)が主人公。見た。
11位: ロブスター (2015、ヨルゴス・ランティモス)。交際相手の見つからない人は動物に帰られてしまうというディストピア・ブラック・コメディ。見た。
10位: マイ・レフトフット (1989、ジム・シェリダン)。ダニエル・デイ・ルイスとブレンダ・フリッカーがアカデミー賞を受賞。生まれつき脳性麻痺で左足しか動かすことのできないクリスティ・ブラウンの同名の自伝を映画化。見てない。
9位: 麦の穂をゆらす風 (2006、ケン・ローチ)。カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞。アイルランド独立戦争とその後の内戦を背景に、敵味方に分かれて戦うことになる兄弟が主人公。見た。
8位: アダムとポール (2004、レニー・エイブラハムソン)。麻薬中毒のアダムとポールがダブリンを舞台に繰り広げるコメディ・ドラマ。見た。
7位: 静かなる男 (1952、ジョン・ウェイン)。これも説明の必要ないですね。主演はジョン・ウェインとモーリン・オハラ。見てない。コングの町には行ったことある。
6位: クライング・ゲーム(1992、ニール・ジョーダン)。アカデミー賞脚本賞を受賞。スティブン・レイとジェイ・デビッドソンがそれぞれ主演/助演男優賞にノミネートされた。北アイルランド紛争を背景に、人種、ジェンダー、セクシャリティなどのテーマを掘り下げる。見た。
5位: ハンガー (2008、スティーブ・マックイーン)。1981年の北アイルランドでのハンガー・ストライキがテーマ。ボビー・サンズをマイケル・ファスベンダーが演じる。見た。
4位: アラン (1934、ロバート・J・フラハティー)。アラン島での暮らしを描いたドキュメンタリーという触れ込みだったが、実は演出も相当あったらしいということで議論の的になることも多い。しかし、アイルランドの映画を語る上で欠かせない映画。見た。
3位: アン・デヴリン (1984、パット・マーフィー)。1803年のロバート・エメットの反乱で重要な役割を果たした女性、アン・デヴリンの伝記映画。見てない。
2位: ザ・デッド/「ダブリン市民」より (1987、ジョン・ヒューストン)。ジョイスの『ダブリン市民』の一篇、「死者たち」が原作。見てない。
1位: バリー・リンドン (1975、スタンリー・キューブリック)。サッカレーの小説の映画化。18世紀の架空のアイルランド人悪党、バリー・リンドンの数奇は生涯を描く。学生時代に見た。
私は50本中27本見ていました。『マグダレンの祈り』と『マイ・レフトフット』を見ていないのが痛いですね。
