ロックダウンの影響かどうかわかりませんが、ダブリンの街なかで見かけるキツネが増えているとのこと。
ダンレアリに住むデニス・ドナヒューさんの裏庭に8匹の子ギツネが現れた。
2年前、庭に置いてある木造の物置小屋の下に巣があって、キツネの一家が住んでいた。去年は見かけなかったので残念に思っていたところ、今年はいきなり8匹やってきた。
キツネの発情期は 1 ~ 3 月で、今が子供が生まれてくる時期らしい。キツネが一度に産むのはだいたい5匹なので、8匹というのは非常に大きい兄弟。朝日が昇る頃に姿を見せ、人が起き出す頃には姿を消すらしい。キツネは通常家族で行動するのだが、不思議なことに親ギツネの姿が見えないとのこと。
デニスさんによれば、ダンレアリでキツネの姿はよく見かけるが、巣があるのはウチだけだよ、だそうだ。
また、街の真ん中、テンプルバーのあたりにはサムと名付けられたキツネが出没している。トリニティの動物学者によれば、サムは推定生後11か月。サムの両親はメリオン・スクエアあたりに巣を構えているのだが、成長して巣を追い出されたので街を徘徊しているとのこと。
みすぼらしい尻尾が特徴らしいので、見かけたらやさしく見守ってあげてください。
街なかのキツネについては以前も記事を書いたことがあります。
余談ですが、キツネつながりで日本の話。交通量の多い国道で「弱りきった子犬」を保護。かと思ったら…。いい話。特に獣医に見せたのに犬じゃないと言われなかったくだり。