While We're Young (2014 年、アメリカ)
4/8 at Light House Cinema
監督: Noah Baumbach
出演:Ben Stiller, Naomi Watts, Adam Driver, Amanda Seyfried
ノア・バームバックの新作。中年に差し掛かったカップルが主人公。ジョシュ (スティラー) は売れないドキュメンタリー映像作家。2 人は子どもができなくて悩んでいる。コーネラ (ワッツ) のお父さんは有名な映像作家で、ジョシュは劣等感からか仲良くなれない。大学でのジョシュの講義を聞きにきていた若いカップル (ドライバー & セイフィールド) と知り合い、活き活きとした彼らに魅了されたジョシュとコーネラは 2 人と仲よくなっていくのだが。。。
Force Majeure (2014 年、スウェーデン)
4/10 at Light House Cinema
監督:Ruben Östlund
出演: Johannes Bah Kuhnke, Lisa Loven Kongsli
家族 4 人でアルプスにスキー休暇に来ている。このスキー場では、安全のために人工的に雪崩を起こしてるんだけど、レストランの外のデッキで食事をしてるときに、雪崩がちょっとだけ予想外に大きくなって、デッキにまで届いてしまう。結果的におおごとにはならなかったんだけど、お父さんが家族をほっぼりだして逃げてしまったことから、家族の間がぎくしゃくしてしまう。コメディー・ドラマ。おもしろいです。
Jauja (2014 年、デンマーク)
4/11 at IFI
監督:Lisandro Alonso
出演: Viggo Mortensen
なんか変な映画だなあ。時代は 19 世紀かなあ、アルゼンチンに開拓者として娘とともに移住してきたデンマーク人。白人とネイティブが抗争してるんだけど、娘が若い兵士と駆け落ちしたので、それを追いかけて危険なネイティブの土地に足を踏み入れる。あの結末はなんなんだろうな。
Glassland (2015 年、アイルランド)
4/23 at Light House Cinema
監督:Gerard Barrett
出演:Jack Reynor, Toni Colette
アイルランドの新進気鋭の映像作家、ジェラード・バレットが監督です。まだ 20 代。出演は、これもアイルランド期待の若手俳優ジャック・レイナー、それからもうベテランの域に達したトニ・コレット。どうしようもないアル中の母親 (コレット) を罵りながらも支えるタクシー・ドライバーの息子 (レイナー)。生活のために犯罪めいたことにも手を染めるのだが。。。バレットの前作の「ピルグリム・ヒル」はアイルランドの田舎の荒涼とした話でしたが、今回はダブリンという都会の殺伐とした生活がテーマです。
A Pigeon Sat on a Branch Reflecting on Existence (2014 年、スウェーデン)
邦題: さよなら、人類 (実存を省みる枝の上の鳩)
4/25 at Light House Cinema
監督: Roy Andersson
出演:Nisse Vestblom, Holger Andersson
私はよく知らない人なのですが、寡作なスウェーデンの映画監督、ロイ・アンダーソンの作品。ヴェネツィア映画祭で金獅子賞を獲得。しょうもないパーティーグッズのセールスマン 2 人が行く先々で不条理な目に遭う。というだけでは終わらない、物悲しく、愛すべき人類の業と所行のむなしさとおかしさを描いたブラック・コメディー。
Kurt Cobain: Montage of Heck(2015 年、アメリカ)
邦題: COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック
4/30 at Light House Cinema
監督:Brett Morgen
出演:Jack Reynor, Toni Colette
ニルバーナのカート・コベインのドキュメンタリー映画。彼の娘さんもプロデューサーの 1 人として名を連ねている。本筋とはまったく関係ないのだけど、彼の子どもの頃どころか、お父さんとお母さんが出会ったころの映像がホームビデオで残っている。そういう時代になったのですね。
今でも覚えているのですが、彼が自殺した直後、ブライアン・アダムズがラジオでインタビューで答えていて、「彼のマネージャーとか、近くにいた人は何をしてたんだ。助けてあげられなかったのか」みたいなことを言っていて、近くにいた人も傷ついてるはずなのに、アダムズもひどいこと言うなあと思っていたのだが、あれ、コートニー・ラブのこと言ってたんだろうなあと、この映画を見て思った。
