たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

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ラグビー W 杯: 日本勝利の余韻

日本が南アフリカに勝ったのがよほどの衝撃だったようで、アイリッシュタイムズ紙には月曜から 3 日続けて日本代表の大きなカラー写真を添えた記事が掲載されました。

 

まず、21 日の月曜日はこれ。ケン・アーリー記者の詳細な記事。ケン・アーリーは、スポーツの種類を問わず、試合内容と周辺情報を折りまぜながら深堀りしたストーリー (アメリカの「スポーツ・イラストレイティッド」誌や日本の「ナンバー」誌タイプの記事)を書く記者。事件を起こしてつかまったトム・ハンフリー元記者の後継者ですね。

 

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22 日の火曜日は、メンバー発表を受けてのスコットランド戦への準備の様子と展望。「やっぱり中 3 日で試合するのはきつい」、「日本で野球や相撲を押しのけてラグビーがニュースになってる」。スコットランドの監督 (ニュージーランド人) が以前「日本は南アフリカ戦を捨てて、スコットランドに集中しようとしている」と発言した件 (これは、英語メディアではよく話題にされる)。ジョーンズ監督「最初の 30 分を優勢に進めれば、日本が勝つだろう」。

 

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それから今日は、元アイルランド代表のセンター、ゴードン・ダーシーが書いた記事。南ア戦での五郎丸のトライと最後のトライは両方とも、南アの若いセンター (13 番)、クリール選手のミスだったという話 (スペースを押さえずに人に行ってしまった) から、センターの選手のディフェンスの重要性について。センターのディフェンスというテーマだけで、ページの 4 分の 3 を占める記事を載せるんだから、やっぱりアイルランドラグビー文化は気合が入っている。

 

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あと朝日新聞は、「週が明けても現地では余韻が続いている」みたいな記事を載せていたのだが、これ、いろいろおかしい。

 

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「現地の新聞では」といいながら、アイリッシュ・タイムズ紙を引用するのはやっぱりだめだと思う。国が違うんだから(笑)。あと、英国の日刊紙は日曜は休みなので、土曜の試合を月曜の紙面で大きくとりあげるのは普通です。あと分かったのは、イギリスで買えるアイリッシュタイムズは写真がモノクロなんですね (上の囲み写真の左上がそれ)。

 

 

 

www.irishtimes.com

 

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