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シックス・ネイションズ: アイルランド32 - 18 イングランド

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ラグビーシックス・ネイションズの最終節。アイルランドはAVIVAスタジアムでイングランドに32対18と快勝しました。今年のシックス・ネイションズアイルランドは出だし2連敗とつまずきましたが、後の3試合に勝利。負けた試合も惜しい試合だったので、どっちかでも勝てていれば優勝のチャンスもあったのになあと思います。コロナのせいで延期になったスコットランドとフランスの試合がまだ残っていますので、最終的な順位はまだ出ていません。

 

www.irishtimes.com

 

アイリッシュ・タイムズの記事によれば、アイルランドは今大会で一番のパフォーマンス。一方、エディー・ジョーンズ監督率いるイングランドは調子が出ませんね。2年前のW杯に本大会でニュージーランドに勝って以来、あまりいい結果が出せていません。

 

アイルランドは終始危なげない戦いぶり。前半で20 – 6 とリード。終盤にバンディ・アキがレッドカードで退場になり、コナー・マリーもイエローカードでシンビン送り。人数的には2人少ない状況になりましたが、点数が開いていたのであわてることもなく逃げ切りました。

 

この試合を最後にフォワードのCJスタンダー選手がアイルランド代表を引退。まだ30歳なので、つい先日引退を発表したときにはチームメートを含めて多くの人が驚きました。スタンダー選手は南アフリカの出身で、2012年にアイルランドのマンスターに移籍。2015年に代表資格を得て、昨日の試合が51個めのキャップでした。小さい娘さんがいるのですが、南アフリカに帰って近しい家族の人たちのいるところで娘さんを育てることを優先するのだとか。ラグビーは今シーズンの終わりまで続けるので、今年7月のブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズの南アフリカ・ツアーに参加する可能性はある。

 

www.irishtimes.com

 

こちらは、試合後のCJスタンダーのインタビュー。声をつまらせながら感謝の気持ちを述べています。「I am forever grateful. Dreams do come true.」と言ってるんだけど、新聞によっては「true」のところを「through」と書き起こしてるのが面白い(アイルランドは t の音と th の音が同じになる)。

 

www.youtube.com

 

他球場の試合

フランス32 – 30 ウェールズ

スコットランド52 – 10 イタリア

 

さて、アイルランドイングランドの試合の後に行われたウェールズ対フランス戦。こちらはウェールズのグランド・スラムがかかった試合でしたが、フランスが終了間際のプレイで逆転に成功。ウェールズの夢を打ち砕きました。白熱した凄い試合でした。

 

 

 

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