たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

今月見た映画 2015 年 5 月

 
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Mad Max: FuryRoad (2015 年、オーストラリア・アメリカ)
5/17 at Light House Cinema
監督: George Miller
出演: Tom Hardy, Charlize Theron, Nicholas Hoult
アクション映画としては近年まれにみる面白さ (個人の意見です)。追跡・戦闘シーンの視覚的な斬新さもすごいし、ファイブ・ワイヴズのキャラの立て方も素敵です。主人公はハーディー演じるマッド・マックスじゃなくて、シャーリーズ・セロンの方なので、女の人も見た方がいいですよ。

 

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Girlhood (2014 年、フランス)
5/18 at Light House Cinema
監督: Céline Sciamma
出演: Karidja Touré, Assa Sylla, Lindsay Karamoh, Mariétou Touré
フランスの黒人のティーンエージャーの成長物語。ギャングスターの仲間に入り、のし上がり、自立していく。普通じゃないのは、主人公を含め、主要な登場人物が女の子という点。

 

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Far From The Madding Crowd (2015 年、イギリス)
5/19 at Light House Cinema
監督:Thomas Vinterberg
出演: Carey Mulligan, Matthias Schoenaerts, Michael Sheen, Tom Sturridge, Juno Temple
トーマス・ハーディーの「遥か群衆を離れて」(1874 年) が原作。ヴィクトリア朝時代の話なんだけど、主人公は独立心の旺盛な女性で、あの時代にも人々はこんな風に活き活きと生きてたんだなーと改めて思いました。

 

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Clouds of Sils Maria (2014 年、ドイツ・フランス・スイス)
5/19 at Light House Cinema
監督:Olivier Assayas
出演: Juliette Binoche, Kristen Stewart, Chloë Grace Moretz
ジュリエット・ビノシュが大女優の役を演じます。ビノシュが演じるマリアが有名になったのは、20 年前にある舞台に主演したから。その舞台は、若くて冷酷な女と傷つきやすい中年の女が主人公だったのだが、マリアは今度は中年の女の役を嫌々ながら引き受けることになる。他の登場人物はマリアのパーソナル・アシスタントの若いアメリカ人女性 (クリステン・スチュワート) や今回の舞台で若い女性を演じる女優 (クロイー・・グレース・モレッツ) なんだけど、私たちが観ている映画のストーリーと映画の中の舞台のストーリーが写し鏡のように交錯していきます。

 

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A Girl Walks Home Alone at Night (2014 年、アメリカ)
5/23 at Light House Cinema
監督:Ana Lily Amirpour
出演:Sheila Vand, Arash Marandi
イラン系アメリカ人の女性が監督した吸血鬼もの。全編ペルシャ語です。

 

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The New Girlfriend (2014 年、フランス)
5/26 at Light House Cinema
監督:François Ozon
出演:Romain Duris, Anaïs Demoustier
英語で Boyfriend、Girlfriend っていうと基本的には恋人っていう意味なんですけど、女の人が女の人に対して Girlfriend っていう場合は、女友達っていう意味になるんですよね。男の人が男の人に対して Boyfriend っていうと男友達っていう意味にならないので気を付けてください。映画の中では結構早い段階で明かされる仕掛けなんだけど、予告編でもポスターでもバラしてないので、その仕掛けについては書きません。ラブコメといっていいのか。

 

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The Connection (2014 年、フランス・ベルギー)
5/30 at Light House Cinema
監督:Cédric Jimenez
出演: Jean Dujardin, Gilles Lellouche, Céline Sallette, Mélanie Doutey
ジーン・ハックマンが主演した「フレンチ・コネクション」という映画がありましたが、同じ事件をフランス側から描いた作品。60 年代後半から 70 年代前半にかけて、トルコからマルセイユ経由でヘロインがアメリカに密輸されてたんですね。その犯罪組織のボスとそれを取り締まる治安判事の闘い。ダークでスリリングです。正直なことを言いますと、主人公と悪役の顔が似ていて、最初区別がつかなくて困りました。治安判事を演じるのは「アーチスト」でアカデミー賞を受賞したジャン・デュジャルダンです。

 

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Timbuktu (2014 年、フランス・モーリタニア)
5/31 at Light House Cinema
監督:Abderrahmane Sissako
出演: Abel Jafri, Hichem Yacoubi
手当たりしだいに映画を観ててよかったなあと思うのは、こういう映画に当たったとき。ティンブクトゥはアフリカのマリ共和国にある都市で、昔は交易地として凄く栄えた場所です。最近、イスラム武装組織に短期間支配されたのですが、その時期を舞台にしています。武装組織にばかげたルールを押しつけられる住民たちの姿を淡々と描きます。音楽もサッカーも一切禁止されたんですが、隠れて演奏されてる音楽がまたいいんですよ。

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