たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

住宅ローン

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またアイルランドの不動産の値段が上がってきていて、ユーロ圏で一番の上昇率だということなんですが、またバブルが起っちゃいかんということで、中央銀行が引き締めにかかっております。

 

これまでは不動産価格の 90% までローンでまかなえていたのですが (つまり頭金は 10% で OK)、これを 80% に引き下げようというもの (つまり頭金は 20% 必要)。この方針が昨秋に発表されてから、いろいろ反対意見がありまして、アイルランドは持ち家志向が強いのですが、20% の頭金を用意しないといけないのなら、結婚したばかりの若い人が家を買えなくなってしまうちゃないか、と文句がでていました。

 

それで、2020 年まで段階的に 90% から 80% に下げる (つまり年に2%ずつ) という案が有力とされてたのですが、今日の新聞を見てみますと、first-time buyer (生まれて初めて不動産を買う人) は、220,000 ユーロ (今のレートだと3000万円くらい) までは 90%、それ以上は 80% まで銀行がお金を貸してくれるということになったそうです。

 

つまり、350,000 ユーロの不動産を生まれて初めて買う人は、220,000 ユーロ x 10% + 残り 130,000 ユーロ x 20% で、48,000 ユーロの頭金を用意すればよいということになりました。ファースト タイム バイヤーじゃない人は、まんま 20% で 70,000 ユーロの頭金が必要。

 

自分が住むんじゃなくて投資用 (人に貸すのが目的) で買う人は、30% の頭金を用意する必要があります。

 

また、借りられるお金は年収の 3.5倍までだそうです。

 

いまのローンは 35 年くらいが一般的みたいです。2000 年ころは 20 年が普通でしたけど。

 

前のバブルのときは、頭金まったくなしでローン組めたりしてたんですよね。日本がバブルのときは、親・子・孫の三代でローン組んだなんて話がありましたが、あれはどうなったんでしょう。単なる都市伝説だったんでしょうか。