今日は冬至でしたね。
スミスフィールドで冬至のお祭りがありました。アイルランドで冬至っていうと、すぐに連想されるのはニューグランジの古墳です。冬至の日にだけ太陽の光が洞窟の奥にまで入ってくるのです。だから、冬至のお祭りというと、キリスト教が入ってくる前の、アイルランド土着の信仰をテーマにしたお祭り、というかパフォーマンスになります。
私は最後の方をちょっと見れただけなのですが、松明を灯し、太鼓をたたき、木の枝を頭に巻いた人たちが色とりどりのバナーを掲げる、といった形です。
主催したのは The Complex っていう劇団と、Slí An Chroí っていうシャーマニズムを実践してる団体。The Complex は、今は追い出されちゃったんだけど、昔はスミスフィールドに劇場を持っていました。シャーマニズムを実践してる団体っていうのは Web サイトを見てもよくわからない。わかりやすいところではヒーリングをやったりしてるらしいが、とにかくシャーマンのニズムを実践しているらしいです。以前、セントパトリックス・デーにアイルランド神話の女神マカのパフォーマンスをやったのをご紹介しましたが、そこと同じ団体です。
あやしそうに聞こえますが、ダブリン市と国立美術館がサポートし、地元のお店もスポンサーに名を連ねた、社会的にちゃんと受け入れられた催しものでした。
