12 月 1 日、スミスフィールドのクリスマス・ツリーが点灯しました。例年であれば、なんらかのイベントが行われて人が集まり、みんなでカウントダウンして、暖かい祝賀モードに包まれるのですが、今年はコロナの影響で気が付くと灯が入っていました。
しかし、今年は新しい趣向が追加されていました。
スミスフィールドには巨大なガス灯が 12本並んでいて、それぞれに 2 枚のパネルが付いています。昼間のようすはこんな感じです。
例年のクリスマスですと、パネルのところが赤、青、黄色などに染まるだけなのですが、今年はエッセンシャル・ワーカーの人たちの顔写真が映し出されていたのでした。
警察、消防、医療、慈善団体、公共交通機関、そして主要スーパーマーケット (Dunne’s, Tesco, Fresh, Lidl, Aldi, SuperValu) のスタッフ。
このスクエアを管理しているのはダブリン市役所なのですが、ダブリンの街の動きを止めないために第一線で頑張ってくれた人々に感謝の意を示すという意味が込められているそうです。
どういう仕掛けを使っているのかよくわかりませんが、顔写真が驚くほど鮮明に映し出されています。皆さん、いい顔をしています。厳しい状況の中で黙々と働いている大勢の人たちが街を支えてくれているのだなと思いました。
2012年のクリスマスツリー点灯式の様子はこちら。↓