たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

今月見た映画 2013 年 4 月 その2

 
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West of Memphis (2012 年、ニュージーランド、アメリカ)
4/15 at Light House Cinema
監督: Amy J. Berg
出演: The West Memphis Three
冤罪を扱ったドキュメンタリー映画。
書いてたら長くなったので別に書きます。→書きました ↓ 

 

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Pilgrim Hill (2013 年、アイルランド)
4/16 at Light House Cinema
監督: Gerard Barrett
出演: Joe Mullin
アイルランドの田舎で酪農業を営む 40 代の独身男が主人公。フィクションなんだけど、彼のインタビューが中心なのでドキュメンタリーのような印象を受けます。牛の世話をしなければならないので旅行にいけないんだよと淡々と語るんだけど、旅行になんか興味がないのが顔に出ている。家族は、寝たきりで文句ばかりいう父親 (画面には一切出てこない)。ここでこのまま年を取っていくんだと悟り始めたところで、彼の人生は悪い方向に進んでいく。

 

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Place Beyond the Pines (2013 年、アメリカ)
4/17 at Light House Cinema
監督: Derek Cianfrance
出演: Ryan Gosling, Bradley Cooper, Eva Mendes, Ray Liotta
この映画はよかったですよ。2 組の父と子の物語。最初はゴスリングを軸に進んでいくのですが、途中でお話の筋が直角に曲がります。これは見ていただけるとわかると思いますが、直角に曲がるとしかいいようがない。だから物語に奥行きが生まれます。

 

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Promised Land (2012 年、アメリカ)
4/19 at Light House Cinema
監督: Gus Van Sant
出演: Matt Damon, John Krasinski, Frances McDormand
最後の 10 分ぐらいまでたいへんおもしろかったのですが、ラストでいきなり説教臭くなるのがどうかと思いました。

 

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Love Is All You Need (2012 年、デンマーク)
4/21 at Light House Cinema
監督: Susanne Bier
出演: Pierce Brosnan, Trine Dyrholm
ポスターだけを見ると毒のない熟年ラブコメみたいなので、若いカップルの写真もだせばよかったのにと思います。デンマークの映画。

 

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King of the Travellers (2012 年、アイルランド)
4/22 at Light House Cinema
監督: Mark O'Conner
出演: John Conner, Michael Collins, Peter Coonan
アイルランドには「トラベラーズ」とか「アイテナリーズ」と呼ばれる定住しない人たちがいて (平たく言えばジプシー、最近は定住化も進んでいる)、彼らは独特の文化を持っています。文化が違うので定住民といざこざを起こしたり、差別の対象になったりもします。この映画は、敵対する 2 つの家族の抗争を軸に、普段はあまりメディアなんかには出てこない、彼らの暮らしを描きます。以前、スミスフィールドの馬の市で発砲事件があった話を書きましたけど、そんな感じの話。

 

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A Late Quartet (2012 年、アメリカ)
4/24 at Light House Cinema
監督: Yaron Zilberman
出演: Philip Seymour Hoffman, Christopher Walken, Catherine Keener, Mark Ivanir
これもおもしろかったです。何十年も一緒にやってきた弦楽四重奏団。パーキンソン病に侵されたチェリスト。第一バイオリンと第二バイオリンの対抗心。それが第二バイオリンとビオラの夫婦の亀裂につながり、、、と人間関係が複雑にからまっていきます。最後もいいんですよね。クラシック音楽をお好きな方ならもっと楽しめると思います。

 

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The Look of Love (2013 年、イギリス)
4/29 at Light House Cinema
監督: Michael Winterbottom
出演: Steve Coogan, Imogen Poots, Anna Friel, Tamsin Egerton
女性のヌードが売り物のクラブや男性雑誌で大成功し、ロンドンのソーホーの不動産を買い漁って「ソーホーの王様」と呼ばれたポール・レイモンドの生涯を映画化しました。前半は裸と不道徳と乱痴気騒ぎなんだけど、娘のデビーが成長し、イモジェン・プーツが演じるようになったところから、がぜん面白くなります。すぐ上の A Late Quartet にも出演してたんだけど、いい役者さんですね。これだけ派手で人目をひいて、しかも心のひだを感じさせる人ってそんなにいないと思うんですけどね。タイトルはダスティ・スプリングフィールドのヒット曲から。

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