たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

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ブースター・ワクチン接種後、待機しなくてもよくなります

 

 

ブースター・ワクチンの接種後に 15 分間待機しなければならないという規則は撤廃されることになるようです。これは、オミクロン株の急速な広がりを受け、なるべく多くの人にワクチンを打ってもらいたいため。これにより、GP で処理できる人数が 2 倍になるそうです。

 

www.irishtimes.com

 

すべての年齢の成人にワクチン接種をするゴー・サインがGPに出ました。ただし、優先順位はあって、 50代の人に打ち終わった後、16歳の妊婦と40代、そして30代、20代というふうになります。薬局の方は、40代以下への接種の指示はまだ出ていないようです。

 

15 分間待機の撤廃は、国家免疫諮問委員会のガイダンスに基づくものです。政府としては、年末までに週に 30万人がブースター・ワクチンを打てるようにしたいそうです。ただ、来週はクリスマスがありますので、GP や薬局は何日かお休みになるので30万人はいかないだろうが、年の最後の週は30万人ということでしょう。ワクチン・センターの休みはクリスマスと翌日のセント・スティーブンス・デイの2日のみです。

 

GP で打つ場合は、GP の方から連絡してくれることもあるようですが、連絡がない場合は電話や Web サイトで予約します。すべての GP でワクチンを接種してくれるというわけでもないようです。

 

今週、ワクチンの接種を行う薬局は 700 店舗。先々週の 470、先週の550よりも増えていますが、1、2回目の 1000 店舗には及びません。アイルランドには薬局は全部で1900 ほどあるそうです。

 

いろいろとIT関連の問題がありましたが、薬局でブースターを打った人のデータも、今は数分でHSEのデータベースに登録されるようになりました。昨日の火曜日だけで、薬局でワクチンを打った人は1万人。先週は1週間で45000人、先々週は17500人でした。

 

新しい制限の導入について聞かれたスティーブン・ドネリー厚生大臣は、国家公衆衛生緊急チーム (Nphet) のアドバイスを待っているとして、明言を避けました。「デルタよりも感染力は遥かに強い。重症化の可能性についてはまだわからないが、非常に深刻にとらえていることは確かだ」

 

UKの主任医務官であるクリス・ホィッティが入院に関しては昨年と同じくらいひどくなると発言したことを受け、Nphetも同様の予測をしているかと聞かれたドネリー大臣は、「イエス」と答えています。オミクロン株については楽観視できないようです。ただし、ドネリー大臣は、昨年との違いは、今年はワクチンを多くの人が打っていることだとも強調しています。ブースターはオミクロン株による重症化のリスクを大きく下げるので、年配者は打つようにと勧めています。

 

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