ブースター・ワクチンを打っている濃厚接触者で症状のない人は、現在のところ5日間自己隔離することが求められているのですが、この期間が短縮されることになりそうです。人員が足りなくなっている職場が多く、それに対応するための措置のようです。ブースターを打っていない濃厚接触者の自己隔離期間は現在10日間です。
金曜日、リムリック大学病院グループの5つの病院は、予定されていた手術のほとんどを、スタッフ不足のために延期すると発表しました。同グループでは、392人のスタッフが感染者または濃厚接触者であるとして欠勤しているそうです。
HSEによれば、マリンガ―、ネイス、レタケニー、ゴルウェイ、コークの病院もスタッフ不足が限界に近付いているようです。
経営者の業界団体である Ibec は、エッセンシャル・ワーカーの自己隔離期間を短縮するようにという要請を金曜日の朝に出しました。
また、抗体検査で陽性になっただけで、コロナ感染者と認められるようになりました。これまでは抗体検査で陽性が出ても、PCR検査で陽性が出て初めてコロナ患者と認定されていました。
16歳以上の人へのブースター・ワクチンの投与は1週間前倒ししてあさっての日曜からとなります。したがって、前回のワクチンを打ってから3か月以上たっており、コロナに感染したことのない成人は、だれでもブースターが打てるようになります。
5歳から16歳までのワクチン接種の登録は来週月曜から始まります。
金曜日の感染確定者も2万人を超えて20110人。関係者は、この数字は実際の感染者数より少なくとも40%少ないのではないかとみています。入院患者は6日連続で上昇して前日から63人増の682人となりました。
学校の方は少なくとも現在のところは来週の木曜から登校を開始するという予定に変更はないようです。医療専門家は火曜日に学校関係者とあって話し合うとのこと。
