ワクチンの接種を完了しても、その効き目がどのくらい続くか、または変異株にも効くのか、ということが不明ということで、追加接種の計画が進んでいるようです。
この秋から冬にかけて行われる予定の第一段階では、医療関係者、80歳以上の人、介護施設に暮らす65歳以上の人、特定の既往症のある人が対象となります。約100万人くらい。その次が60歳から79歳の人と重症化リスクのある人。ただし、この案はまだたたき台くらいの段階ですので今後変化する可能性があります。
いろいろと考慮すべきことがあるみたいなんですね。前回と同じ種類のワクチンを打つべきなのか、2回目からどのくらいの期間をあけて3回目を打つか、具体的にどのような集団を対象とするかなど。また、ワクチン製造元のアドバイスから外れた打ち方をする場合は、法的なことも検討しなければいけません。
欧州医薬品庁からのアドバイスもある予定ですし、ブースター・ショットの展開方法や、現存のワクチン接種センターをどこまで維持するか、なども検討する必要があります。
さて、現時点のワクチン展開の話になりますが、8月は毎週24万回分のファイザー・ワクチンが納入される予定。先週末にアポなしで接種を受けるクリニック・センターが一時的に全国に設けられましたけど、これをもう一回やるかどうか議論されています。ただ、既に今月は65万回分がアポで埋まっているとのこと。
また、レストランやパブの業界団体は今日、政府の人と会って議論するそうですが、レストラン業界としてはレストランの営業は午後11時30までという規制を8月からなくしてほしいと要望しています。普段でしたら、木・金・土は24:30まで営業できるそうです。
またパブ業界の代表によりますと、現在はバー・カウンターにお客さんが座ることができないそうなんですが(テーブルは可)、そこが現在の一番の問題点のようなんですね。そこの部分を今月末までに緩和してほしいという要望なんですが、政府の方としては今月中のルール変更はないという姿勢です。
