アイルランドでは現在、Covid-19で入院している人が合計86人。そのうちICUに入っている人が22人だそうです。これはけっこう少ないように感じます。ただ、ワクチンの接種を完了した人も18人が入院しているそうです。治験のときからわかっていたことですが、ワクチンを打っていても感染を完全に防ぐことはできないということですね。
地域別にみますと、入院患者が一番多いのはレタケニー病院の12人、メイヨー大学病院の9人、ダブリンのセント・ジェームズ病院の8人です。ワクチン接種済みで感染した人がどのクチンを接種していたかは公表さていません。
現在、530万回分のワクチンが投与され、成人の66%が接種を完了し、1回だけの人も含めれば80%の人にワクチンが投与されています。
昨日の水曜日、感染が確認されたのは1378人。デルタ株のまん延により、1日4,000人にまで増えることが予想されているそうです。
それから、こちらはパンティバーというゲイ・バーがスタッフ全員のワクチン接種が済むまで屋内飲食の提供を見合わせるというニュース。いちおう全国的には来週月曜からワクチン接種済みの人は屋内飲食ができるようになります。
パンティバーは、ローリー・オニールさん (又の名をパンティ・ブリス=カブレラ) というドラァグ・クイーンが経営するケーペル・ストリートのゲイ・バー。オニールさんは52歳なのでワクチンを接種完了しましたが、店で働く若いスタッフはほとんどの人がまだ。
私も最近パンティバーのあたりを通りましたが、このお店は外にわりとスペースがあって、席をもうけてかなり賑わっていました。オニールさんも、外にスペースがあったのはラッキーだったと認めており、18か月も店を閉じざるをえず、屋外のスペースが確保できない店もあることを理解しているとしています。
IMPORTANT NOTICE ABOUT INDOOR SERVICE AT PANTIBAR & PENNYLANE in light of today's Government decision to allow indoor service from Monday pic.twitter.com/q0X8JibX37
— Dr Panti Bliss-Cabrera (@PantiBliss) 2021年7月21日
この件をツイッターで告知したところ、ほとんどの反応はポジティブなものだったそうです。
それから、こちらの記事ですが、社員がワクチン接種に行くのを邪魔するような雇用主は、実名をあげて非難しましょうとレオ・バラッカーが発言したと言う記事。
忙しいとはいえ、ワクチンを打ちに行くのを邪魔するような会社があるんですねえ。