屋内飲食が再開したときにデジタル Covid 証明書がワクチン接種の証明として使えるようになるだろうと、レオ・バラッカー副首相が語ったというお話。
ニューストーク・ブレックファストというラジオ番組に出演したバラッカー副首相は、「デジタル Covid 証明書は実務的にも法的にも屋内飲食に使える」と発言しました。現在話し合われていることの1つは、他の証明方式も有効にするかどうかということ (PRC陰性証明とかですかね)。
バラッカーによりますと、ワクチン接種のときに渡されるカード (手書きのやつ) は、すぐに偽造できるので証明書としては使えないだろう。医学的な理由でワクチンを接種できない人は、医者からの手紙が証明となるかもしれない。
また、海外から来る人のことも考えないといけない。イギリスから来る人のNHS (イギリスの医療システム) の証明書をどう使えるようにするかとか。
このへんについて、いま話を詰めているのだそうです。
一方、アイルランド・レストラン協会では、7月19日に屋内飲食を再開するため、政府との合意を結ぶために鋭意努力しているとのこと。
電子政府担当国務大臣のオシアン・スミスは、「デジタル証明書の使用に関する提案は火曜日に内閣に提出されるだろう。実施するために新しい法律が必要かどうか検討しなければならないかもしれないので」。「重要なことは、レストランやパブが実行可能で合理的だと考え、実際に使いたいと思うようなプランを作ることだ」。
スミスは旅行のことにも言及してまして、デジタル Covid 証明書は旅行するにあたって不可欠ではない。ただし、証明書があれば手続きが簡単になって時間が節約できるということのようです。
7 月 19 日以降は、入国後の隔離についても制限が緩和されます。デジタル証明書やその他の証明書があれば、隔離は不必要になります。
既に証明書の偽造が問題になっているのですが、デジタル証明書であればその問題は解決できるとスミスは言っています。バーコードがあるのでそれをスキャンするだけで確認できるということのようです。
最悪のシナリオとして何の証明書も持っていない場合でも、空港内の検査センターで検査を受けることができるそうです。