新聞などを見ていますと、話題の中心は外出制限令をいつ、どのように解除していくか、に移っています。
アイルランドは金曜日の今日に、新しい外出制限基準が政府に承認される予定です。
新聞記事によれば、現在の制限基準が大きく緩められることはないだろう、とのこと。70歳以上の人に対するコクーニングの推奨 (一切外に出ないことを推奨) と 2kmの行動範囲制限を緩めることを求める声が閣僚の中から出ています。また、DIYショップ/ホームセンターの営業再開を求める閣僚もいる。
70歳以上の人が外に出る時間帯というのを設定して、その他の人はその時間帯は外に出ないようにする、みたいなプランも話し合われているとか。
諸外国に目を移しますと、ハンガリーでは、感染率の高い首都ブダペストでは厳しい外出制限を維持するが、感染率の低い地域では制限を緩める。8月15日まで500人以上の集会は禁じられるので、夏の音楽フェスは大打撃を受ける。F1グランプリ・ハンガリー大会は観客なしで開催可能。
アメリカでも4/28までに10州で規制が緩和されており、フランスでも5/11からの規制緩和を発表。トランプ大統領もジョンソン首相も、コロナのピークは越えたと発言しています。一方、日本は1か月ほどの延長を考えているようですね。
「コロナのピークは越えた」というのはちょっと早急な印象を受けますが、明るい希望を国民に与えるというのも必要なことなのかもしれません。