私の記憶が正しければ、キルケニー城には私がアイルランドに来た年の1993年に初めてきて、改装中で入れなかった記憶がある。1990年から1994年まで改装していたというから、たぶん私の記憶は正しい。だから、今回は27年ぶりのリベンジ。
この場所に最初の城(おそらく木製)が建てられたのは12世紀のこと。現在の城は、13世紀初期に建てられた石城を原型としており、改築や修復を経て、さまざまな建築スタイルが融合したものとなっています。
入場料は8ユーロ。
壁が分厚い。
ダイニング・ルーム。
ホールにおかれた大理石のテーブル。1935年に城の当主が引き払うときにオークションでいろいろなものを売ったのだが、重すぎて売れなかったという代物。代々、亡くなった家族を埋葬する前にこの大理石の上に寝かせて別れを惜しんだそうだ。
巨大なタペストリー。デキウス・ムスという共和制ローマの執政官の生涯を描くタペストリーがこの城には5枚所蔵されているのですが、そのうちの2枚がここに飾られています。
青の廊下。
ギャラリー。こんなに広いギャラリーがあるんですよ。
この日はあいにく天気が悪かったのですが、天気が良ければ庭の散歩も気持ちよさそうです。
キルケニーの旅日記はこれでおしまいです。キルケニーまではダブリンから車で1時間半~2時間ほどで行けますから、割と気軽にいける距離ではないでしょうか。
最後に、キルケニーで給油したときにガソリンスタンドにあった古い郵便ポストの写真です。