モナハン
バリジェームスダフとクローニスを回ったときに立ち寄った町や村についてご紹介します。 まずはバリジェームズダフからクローニスに向かう途中に通ったスコッツハウス (Scotshouse) という村。名前からしてスコットランドからの移民が作った村なのでしょう。…
モナハン県の Clones は「クローンズ」ではなくクローニスと読みます。北アイルランドとのボーダーにとても近い町。この町の経済圏はお隣のファーマナ県にまで広がっていたのですが、ボーダーができたことにより長年にわたって経済的な発展が大きく阻害され…
1974年5月17日、ダブリンとモナハンで北アイルランドのプロテスタント系民兵組織 UVF (Ulster Volunteer Force) による連続爆破事件が発生しました。ダブリンではシティ・センターの3か所で盗難車に仕掛けられた爆弾が爆発し、計27人が命を落としました。モ…
パトリック・キャバナー・センターのあるイニスキーン (Inniskeen) の村は思いがけず美しい村で、散歩が楽しかったです。 村のはずれをフェイン川 (River Fane) が流れ、川のほとりには古い教会とラウンドタワーがあります。ここは6世紀に聖ダイ (St Daigh) …
1989年発行の宮崎昭威著『鉄道・バス利用のアイルランドの旅』に「イニスキーン(Inniskeen)の村には郷土博物館があり、博物館内に、詩人で小説家のP. カバナ (Patrick Kavanagh, 1905 -67) の特別室がある」と書いてあります。ただし、夏の日曜日しか開館し…
モナハン県のラーラ (Laragh) にブリキの教会があります。正式名称は聖ピーター教会 (St. Peter's Church)。ブリキでできていることからラーラの Tin Church (ブリキの教会) とも呼ばれています。アイルランドの教会とは思えないとても可愛いらしい佇まいで…
モナハンの町を歩いていたら、キャリックマクロスに引き続いてまた見つけました。アイルランド自由国時代の郵便ポストです。 これはまたちょっと珍しい郵便ポストです。というのも、ポストの下部には「S E」の文字、上部には「P & T」という文字が入っていま…
モナハンはモナハン県の県都で人口は約8000人です。モナハンの町を歩くのはたぶん初めてだと思います。デリーに行くときに通ったことはあるはずなのですが、その頃は幹線道路が町の中を走っていたのか、それとももうバイパスができていたのか、記憶にありま…
昔むかし、ウェールズにエドワード・ブレイニー卿 (Sir Edward Blayney) という人がいました。ブレイニー卿は、9年戦争 (1594 -1603) の後にアルスターを支配下においたエリザベス1世から、マクノー湖 (Lough Muckno) のほとりの土地を拝受し、ブレイニー男…
アーディーから N2 を 15 分ほど北上してキャリックマクロス (Carrickmacross) の町に向かいます。キャリックマクロスはモナハン県の南部に位置するマーケット・タウン。人口は5000人を少し超えるくらいです。 アイルランドの小規模な街には、両サイドを駐車…