ダブリン
ボールスブリッジのグランド・キャナル沿いにはパトリック・キャバナー (1904 - 1967) のベンチが2つあります。キャナルの北側と南側に1つずつあるのですが、有名なのは南側のウォルトン・テラス沿いにある方です。こちらはベンチというか、パトリック・キャ…
1974年5月17日、ダブリンとモナハンで北アイルランドのプロテスタント系民兵組織 UVF (Ulster Volunteer Force) による連続爆破事件が発生しました。ダブリンではシティ・センターの3か所で盗難車に仕掛けられた爆弾が爆発し、計27人が命を落としました。モ…
2013 年にオープンしたアイリッシュ・ウイスキー・ミュージアムは、何といってもその立地が最高なのです。ケルズの書やロングルーム (図書館) で有名なトリニティ・カレッジの真向かいにあり、グラフトン・ストリートやテンプルバーなどの商店街/繁華街もす…
ダブリンのスミスフィールドにあるジェムソン蒸留所は、ボウ・ストリート蒸留所として1780年に誕生しました。統括マネージャーだったジョン・ジェムソンがオーナーシップを握ったのが1805年。1810年には正式にジョン・ジェムソン&サンズ・ボウ・ストリート蒸…
1875年にダブリンのリバティーズ地区で大火事が発生しました。当時のダブリンはウイスキーの世界ナンバー1の生産地。今のティーリング蒸留所あたりにあった、マローンズというウイスキー等の保税倉庫から出火します。 火事が発生したのは6月18日金曜日の夜の…
2019年の夏の終わりにオープンしたロウ&コ (Roe & Co Distillery) 蒸留所は、リバティーズ地区で操業する4番目の蒸留所となりました。 ロウ&コ蒸留所は、ディアジオ社が親会社です。ご存じのようにディアジオ社は、アイルランドのビール会社であるギネスと、…
今回は、リバティーズ地区に3番目の蒸留所としてオープンしたダブリン・リバティーズ蒸留所についてご紹介します。 ダブリン・リバティーズ蒸留所は、クイントエッセンシャル・ブランズ (Quintessential Brands) 社がオーナーです。ロンドンに本拠を置く同社…
ダブリンのリバティーズ地区にティーリング蒸留所に次いで産声を上げたのが、ピアース・ライオンズ蒸留所 (Pearce Lyons Distillery) です。2017年秋にオープンしたこの蒸留所は、新しい会社とは思えないほど豊富な歴史とエピソードに彩られています。 まず…
ティーリング(Teeling)蒸留所は、ジャックとスティーブンのティーリング兄弟により、2015年に操業が開始されました。ダブリンでウイスキー蒸留所が稼働するのは、1976年にジョンズ・レーン蒸留所が閉鎖されて以来、ほぼ40年ぶり。ダブリンに新しい蒸留所がオ…
リバティーズ(The Liberties)は、ダブリンの中心部から南西に徒歩で20分ほどの場所にあります。18世紀の終わりごろからウイスキーの蒸留やビールの醸造が盛んであり、1880年頃には、世界最大のビール醸造所であるギネスと世界最大のウイスキー蒸留所であるジ…