たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

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2016 ヨーロッパ予選第 6 戦 アイルランド 1 - 1 スコットランド

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予選の第 6 戦、スコットランドとの試合がダブリンの AVIVA スタジアムで 6/13 (土) に行われました。絶対に勝たないといけない試合だったんですが、残念ながら 1-1 の引き分けに終わりました。

 

サプライズはフォワードとしてロビー・キーンでもシェーン・ロングでもなくダリル・マーフィーが先発したこと。マギーディーは怪我で、左サイドはヘンドリック。あとはおなじみのメンバー。フーラハンも先発です。

 

前半は、こんな活き活きとしたアイルランドは久しぶりというぐらいの戦いぶりで、アイルランドが押し気味に試合を進めます。先制点は、コーナーから。マーフィーのヘディングをキーパーがはじいたところを、ウォルターズが押し込みました。厳密にいうとオフサイドだったけど。

 

ところが、後半早々にマローニーに左サイドから持ち込まれて、シュートは枠を外れてたと思うんだけど、オシェイに当たってゴールに入ってしまった。

 

アイルランドはフーラハンを代えたあたりからボールが回らなくなり、そのまま 1 対 1 の引き分け。

 

MOM は、走り回ってすばらしいクロスを上げ続けた左サイドバックのブレイディー。

 

他球場の結果は、ポーランド 4-0 ジョージア、ジブラルタル 0-7 ドイツ。全チーム 6 試合が終わって、ポーランドが勝ち点 14 でトップ。ドイツが 13 でこれを追い、スコットランドが 11、アイルランドは 9 です。

 

もちろんまだチャンスがないわけではないんですが、10 試合中 6 試合しか終わってないのにアイルランドはすでに終戦モードです。スコットランドが直接対決でアイルランドを上回ったので、アイルランドがプレーオフに出場できる 3 位に入るには、ここからスコットランドより勝ち点を 3 つ多くとらないといけません。9 月のジブラルタル戦とジョージア戦での勝ち点 6 は当然のこと、10 月のホーム・ドイツ戦とアウェイ・ポーランド戦でたぶん勝ち点 3 を取らないとダメそうなんですが、今の実力ではそれはちょっと難しい注文だろうと。

 

RTE の解説陣は、才能のある若いプレイヤーが出て来ないのを嘆き、育成システムを根本から変えないといけないのではないか、みたいなところまで話を広げていた。マーティン・オニールは、ユーロ本大会に出場できなければ契約の更新はないだろうと早い段階で言っていたので、協会は後任を探し始めないといけないのでは、とも。

 

ユーロ出場国が 24 カ国に増えたので、今回は出場できるだろうと多くの人が思ってたはずなのですが、どうやらそれも夢に終わりそうで、ほんとうに残念です。

 

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写真上は、頭を抱えるオニール監督 (サンデー・インデペンデント紙より)。
写真下は、試合当日の昼にテンプルバーを占拠したタータン・アーミー (スコットランドのサポーターたち)。

 

アイルランド先発メンバー:
REPUBLIC OF IRELAND: Given (Aston Villa); Coleman (Everton), O’Shea (Sunderland), Wilson (Stoke City), Brady (Hull City); McCarthy (Everton), Whelan (Stoke City), Hendrick (Derby), Hoolahan (Norwich City); Walters (Stoke City), Murphy(Ipswich)
サブ:
McClean (Wigan Athletic) for Whelan (67 mins), Keane (LA Galaxy) for Hoolahan (73 mins), Long (Southampton) for Murphy (89 mins)

 

SCOTLAND: D Marshall; A Hutton, C Forsyth, R Martin, C Mulgrew; M Ritchie (I Anya, 45 mins), S Brown (J McArthur , 85 mins) , J Morrison, S Naismith (C Berra 90+2 mins); S Maloney, S Fletcher.


アイルランド得点 Walters (39)
スコットランド得点: Maloney (46)