4 月に見たのに前回書き忘れたのも含めて2本。
Marley (2012 年、イギリス)
4/6 at Lighthousecimena
監督: ケヴィン・マクドナルド
ボブ・マーリーの伝記映画で、インタビューと演奏シーンで構成されるドキュメンタリー。息子のジギー・マーレーがプロデューサーに入っていることもあってか、インタビューを受けてる人の面子がすごいです。アイランズ・レコードの社長を含め音楽関係者はもちろん、ジャマイカの元首相のエドワード・シアーガ、ツアーに来たマーリーと恋に落ちたコンゴのプリンセス、癌の診断後に入院したドイツのオルタナティブ医療施設の看護婦などなど。
マーレーのことは割と知ってるつもりだったけど、南アフリカにツアーに行った話だとか、流血が絶えなかったジャマイカの二大政党の政争をコンサートで和解させたりとかのくだりは、詳しくは知りませんでした。あと、マーレーのスタッドぶりはやっぱり凄いですねw
監督は「ラストキング・オブ・スコットランド」のケヴィン・マクドナルド。
ラストワルツ (1976 年?、アメリカ)
5/6 at Lighthousecimena
監督: マーティン・スコセッシ
出演: ザ・バンド、ボブ・ディラン、ニール・ヤング、エリック・クラプトン、マディ・ウォーターズ、ドクター・ジョン、ジョニ・ミッチェル、ヴァン・モリソン他
ザ・バンドのようなジャンルの音楽はあんまり興味なかったんだけど、観てみたらけっこう良かったです。バンドのメンバーのキャラが立ってる。バンドのスポークスマンで口の達者なビジネスマン風のロビー・ロバートソン、伊達男のリック・ダンコ。学者然としたガース・ハドソン。ちょっともう精神的にやばくなってるのが見て取れるリチャード・マニュエル。それから、いつも冷静でメンバーの心の拠り所 (たぶん) のレヴォン・ヘルム。ゲスト・ミュージシャンも豪華なんだけど、ニール・ヤングはいつみてもソウル・フラワーの中川さんだし、若いころのヴァン・モリソンはエレカシの宮本さんに似てるね。