前回、書き忘れがあった分を含めて 11 月まで。
海街diary (2015 年、日本)
英題: Our Little Sister
4/15 at IFI
監督: 是枝裕和
出演: 綾瀬はるか、広瀬すず、夏帆、坂口健太郎、風吹ジュン、長澤まさみ
是枝監督の作品はアイルランドでも必ず公開されます。鎌倉で暮らす三姉妹のもとに、出て行った父親の訃報が届く。新しい女との間にできた妹を呼び寄せ、一緒に暮らすことになるのだが。。。いい映画でした。
Son of Saul (2015 年、ハンガリー)
邦題: サウルの息子
5/1 at Lighthouse Cinema
監督: László Nemes
出演: Géza Röhrig, Levente Molnár, Urs Rechn
ユダヤ人として強制収容所に連れてこられ、命令されて死体処理などの下働きをさせられたゾンダーコマンドの男が主人公。ガス室で死体の処理をしているときに自分の子どもの死体を見つけ、彼を埋葬するためにナチスの目を逃れながらラビを探して奔走する。
Green Room (2015 年、アメリカ)
5/15 at Lighthouse Cinema
監督: Jeremy Saulnier
出演: Anton Yelchin, Imogen Poots, Patrick Stewart
B 級ムード満点の暴力スリラー映画。売れないバンドが山の中のライブハウスに演奏に行くと、そこはネオナチ・スキンヘッドの巣窟だった。殺人事件を目撃したことから彼らは楽屋に閉じ込められ、口封じのために命を狙われる。Green Room というのは「楽屋」の意。主演のアントン・イェルティンはこの映画封切り後まもなく若くして事故死。
Nocturnal Animals (2015 年、アメリカ)
邦題: ノクターナル・アニマルズ
11/15 at Lighthouse Cinema
監督: Tom Ford
出演: Amy Adams, Jake Gyllenhaal, Michael Shannon, Aaron Taylor-Johnson
画廊経営者として成功したスーザン (アダムズ) の下に、前夫エドワード (ジレンホール) から小説の原稿が届く。小説家を目指していたエドワードの才能を見限って離婚したスーザンだが、彼女自身の現在の結婚生活もうまくいっていない。映画は、彼女の現在、小説の内容、そして前夫と結婚していた頃のエピソードの 3 つが織り合わされながら進行する。粗野で暴力的なフィクションの世界と内省的な現実世界の対比が印象的。フィクションの世界だけでも映画一本撮れると思うんだけどな。それだけいろんな要素がいっぱい詰まったリッチな映画。
Gimme Danger (2015 年、アメリカ)
11/28 at Lighthouse Cinema
監督: Jim Jarmusch
出演: Iggy Pop & the Stooges
ジム・ジャームッシュが撮ったイギー・ポップ & ザ・ストゥージズのドキュメンタリー映画。無茶苦茶やってた感のあるイギー・ポップは60 代後半にして無茶苦茶元気。
Paterson (2016 年、アメリカ・ドイツ・フランス)
11/30 at Lighthouse Cinema
監督: Jim Jarmusch
出演: Adam Driver, Golshifteh Farahani, Masatoshi Nagase
ジム・ジャームッシュの映画を 2 本続けて見てしまった。ニュージャージー州パターソン市でバスのドライバーをやってるパターソン (アダム・ドライバー) は趣味で詩も書いている。オフビートなジャームッシュ節が堪能できます。同監督の「ミステリー・トレイン」に出演した永瀬正敏が重要な役で登場。
