週末に一泊でニューカッスルに行ってきました。イングランドの北東部を訪れるのは初めてです。
もともとの予定はニューカッスル対ブライトンの試合を見ることでした。ところが、ニューキャッスルがFAカップで勝ち進んだせいで、この試合がキャンセルになってしまったのです。行くのをやめようかとも思ったのですが、フライトチケットは払い戻し不可能ですし、ニューカッスルの町を一度は見てみたいということで行ってきました。
ニューカッスル空港からはメトロが出ていてシティ・センターまでのアクセスは簡単です。11時頃にシティについたのでしばらくお散歩。タイン川にかかるハイ・ブリッジを見に行きます。タイン川は谷底に流れている川なので、いちいち鉄道の線路を谷の下までもっていって橋を渡るよりも、高いところで両岸をつないだ方がはやいわけですよ。二階建てで下が人と車用。上が鉄道用です。瀬戸大橋とは逆ですね。
お昼ご飯はラーメンを食べたいと思い、ラーメン屋を検索しました。少しはなれたところにMisoという名前のラーメン屋があります。20分ほど歩くのですがどうもアルチザンな匂いがしたのでそこに決めます。
ここはちょっとおもしろいお店です。まず立地が商店街ではありません。どちらかというと工業地帯。古い長屋の一画を改装してお店にした感じです。店内もどちらかというとしゃれたジャズ・バーのような作り。実際、ジャズのレコードがたくさんおいてあります。メニューはラーメン、焼き鳥、串焼き、餃子など。
ラーメンは2種類あって、しょうゆとしいたけ。しいたけはしいたけで出汁をとったものでヴェジタリアン向けですね。私はもちろんじょうゆを頼みました。15ポンド。こちらは鶏ガラ出汁で10時間煮込んだと書いてありました。この出汁は本格的ですね。だいたいこちらのラーメンは豚骨が多いでしょう。鶏ガラとしょうゆで出汁をとったのは意気込みを感じます。麺は少し固めでした。おなかが空いていたので写真を撮り忘れました。
シティーセンターに戻ってきてニューカッスル城を見学します。建物はThe Keepと呼ばれるメインの石塔とブラック・ゲートと呼ばれるゲートハウスの2つです。The Keepの方はとてもしっかりした石造りのお城ですね。本物のダンジョンというのを初めて実感しました。
その後、ホテルにチェックイン。なかなかモダンなホテル。受付の人がお揃いのTシャツを着ていて、フレンドリーに話しかけてくるタイプのホテルです。
夜は何も予定はなかったのですが、とりあえず夕食を食べに町に戻ります。St Sushiという日本食屋があったのでそこにします。からあげ定食で14ポンド。このお店はすごくはやっていますね。おなかがすごく空いていたので写真を撮り忘れました。
その後、シネワールドがあったので映画を見ることにします。ちょうどいい時間だったのが『コカイン・ベア』。コカインを食べてクマが凶暴化するというお馬鹿映画なので、休暇の旅先で見るにはちょうどいいかなと思いました。おもしろかったです。
ホテルに戻ってバーでビールを一杯飲みながら本を読みました。スタウトのビールを置いてないんですよね。デイタイムというIPAを飲みました。読んだ本は斎藤環さんの『戦闘少女の精神分析』です。
で、部屋に戻ってマッチ・オブ・ザ・デイを見て寝ました。
日曜は12時の飛行機だったので何かを観に行く時間はありません。駅前のスタバでコーヒーを飲んで帰りました。
一泊でどこかの知らない町にふらっと行ってみるのもいいものだと思いました。