たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

オークションで買ったタバコ関係のもろもろ

 

 

オークションで買ったタバコ関係のモロモロをご紹介したいと思います。

 

まず、こちら。イギリスの W.D. & H.O. Wills 社のブランドであるキャスピタン (Caspitan) というブランドのタバコ。

 

f:id:tarafuku10:20210404235156p:plain



 

1901年にイギリスの13のタバコ会社が合併してインペリアル・タバコが創業されましたが、W.D. & H.O. Wills 社もその13社の1つでした。ニコチンやタールの量が多かったこと有名。現在も細々と販売はされているようです。私は見かけたとはありませんが。

 

私の持っているパブミラーのイラストはすごく退色が進んでいます。もともとのパッケージはこんな感じだったかもしれません↓。

 

f:id:tarafuku10:20210404235253j:plain



 

ハンマープライスは50ユーロ。

 

次は、プレイヤーズのパブミラー。トイレにかかっていたようなミラーですね。ハンマープライスは48ユーロ。

 

f:id:tarafuku10:20210404235310j:plain



 

次は、シニア・サービス (Senior Service) というタバコの両面看板。お店の軒先に掲げておくような看板です。

 

f:id:tarafuku10:20210404235323j:plain

f:id:tarafuku10:20210404235333j:plain




 

シニア・サービスはギャラハー・グループの製品。ギャラハー・グループは15年ほど前にJTが買収して話題になりましたね。現在も販売されているブランドで、高い価格帯の製品だそうです。シニア・サービスというのは英国海軍の愛称。片面に書いてある Nelson というのはシニア・サービスというブランドに含まれる商品のひとつで、れもおそらくイギリス海軍提督のホレーショ・ネルソンからとってるんでしょうね。ハンマープライスは100ユーロ。

 

次は、Garryowen (ガリオーウェン) という噛みタバコのポスター。

 

f:id:tarafuku10:20210404235349j:plain



 

ガリオーウェンというのはリムリックの町の名前でもありますが、このタバコ・ブランドの直接の由来となったのはガリオーウェンという名の犬です。ガリオーウェン号は、1884年アントワープで開かれたベルギー・ケンネル・クラブのショーで第一位に輝いたアイリッシュ・レッド・セッター。ジョイスの『ユリシーズ』にも名前が3回登場するそうです。この犬のオーナーがジョイスの大叔父だったとか。この噛みタバコはリムリックのスピレーン (Spillane) という会社の製品です。ハンマープライスは66ユーロ。

 

www.irishtimes.com

 

次は、キャロルズの Dundalk Premier Target というタバコのティン・プレート看板。

 

f:id:tarafuku10:20210404235416j:plain



 

それから、こちらも同じ製品の厚紙の看板。室内用でしょうね。

 

 

f:id:tarafuku10:20210404235429j:plain

 

 

ハンマープライスは2つあわせて300ユーロでした。キャロルズは何度もご紹介していますが、ダンドークにあった会社です。Dundalk Premier Target というのがどういうタバコだったのかはインターネットで調べても情報が出てきません。イラストに描かれた丸い形状からして、噛みタバコだったんでしょうかね。

 

 

最後は、ダブリンにあったクラークスというタバコ会社のポスター。

 

f:id:tarafuku10:20210405002424p:plain



 

アメリカから輸入したタバコの葉をつかってアイルランドでタバコ製品を使っているということで、アメリカ国旗とアイルランド国旗が描かれ、「A link between two nations」(2つの国の間のリンク)と書かれています。そして、タバコ製品 (おそらく噛みタバコ) の製造方法が簡単に解説されています。ハンマープライスは100ユーロ。

 

アイルランド情報 人気ブログランキング - 海外生活ブログ