土曜なので街を散歩しにいったのですが、人出はかなり回復しています。
フォト・アイルランドという写真/ビジュアル・アート振興団体がテンプルバーに店を構えているのですが、散歩するときは必ずここを覗いて、写真を眺めたり絵葉書を買ったりします。そこで今日はいい買い物をしました。
「100 Views of Contemporary Ireland」(現代アイルランドの100の風景)と題された絵葉書セットです。ここ10年くらいにさまざまなフォトグラファーがアイルランドで撮影した写真が絵葉書になっています。全部で100枚。
少しご紹介しますね。
人の営み。
街の風景。
産業。
信心深さ。
荒涼/殺風景。
ここでは、普通ならあまり絵葉書に題材にならないような写真を主にご紹介しましたが、お友達に送っても全然変に思われない写真もありますよ。
今は海外に旅行に出かけるのは難しい状態ですから、こういうアイルランドのありのままの姿を再発見するのもいいかなと思ったのですが、今日のアイリッシュ・タイムズ紙には、同じようなテーマの記事が出ていました。
アイルランド北西部のドネガル県にバンドーラン (Bundoran) というシーサイド・リゾート・タウンがあります。今は格安航空会社もできて、海外のホリデーに行きやすくなりましたけど、それ以前には庶民の夏のバカンスを一手に引き受けてきたようなところです。
イギリスですとブラックプールとかブライトン。アイルランドだと、この前ブログにも書いたトラモアとか北アイルランドのポートラッシュとかでしょうか。
ロックダウンの解除が進んだ今、そのバンドーランに例年以上に観光客がやってきているという記事です。人口よりも宿泊施設のベッド数の方がはるかに多いような町なのですが、あるホテルでは、今年の稼働率は95%を越えており、昨年の80%を上回っているそうです。
バンドーランは歴史的に北アイルランドからのお客さんが多かったのですが、今年は南のお客さんも増えているとか。ケリー県などとは違って、アメリカ人観光客はもともと少ない場所だったということもビジネスが好調な原因のようです。
ただ、サマー・ホリデーも兼ねて、1~2週間のスケジュールで英語を学べるみたいなサービスを提供している会社もあるのですが、そこは100%キャンセルをくらったようです。お客さんはほとんど海外からでしょうから。
しかし、いつのまにか国内旅行には出かけても大丈夫になっていたんですね。気付いていませんでした。私もどっか出かけようと思います。
最後に、絵葉書セットの話に戻りますが、ヌード写真もありますよ。