たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

食虫植物

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食虫植物の栽培キットを売ってたので買ってしまった。暇なときはJervisの本屋さんに行って本を眺めてくるのです。私はこれを本浴と名付けてるんですが、膨大な知識の山に埋もれている安心感といいましょうか、こんなに知識が蓄積してるんだったら俺はもう何もしなくていいやというか、そういう安らぎを求めに行くのですね。本を買うことはあまりありません。英語の本は読むのに時間がかかるので。そしてなぜかその本屋に盆栽やらハーブやらラベンダーやらの植物栽培キットのシリーズを売っています。「ギフト用にいかがですか」という本屋さんの本好きの皆さんに対する提案らしいんだけど、本を読むのと植物を地味に机の上で育てるのはたぶんきっと相性がいいのでしょう。それはわかる気がします。

そのシリーズの中でもエキゾチックさが際立つのがこの食虫植物です。こちらの方々には盆栽キットなんかも異国情緒たっぷりかと思いますが、私なんかにすればそんなチープなオリエンタリズムにだまされるもんかと。いやムキになる必要もないんですけど。で、食虫植物買ってきました。写真は虫が二枚貝のような葉の中にはいってスイッチに触れるとパクってやられるタイプのものですが、壺状の落とし穴タイプの種も入ってて、2種類で13.50 E也。

家に帰って説明書を読んだんだけど、ちょっと難しそう。さすがにサボテンのようにはいかない。ある程度の温度が必要のようで、スーパーで野菜を小分けして入れるようなビニール袋で鉢を包んで、ミニ グリーンハウス状にしてあげたりしないといけないようだ。私にできるかな。

説明書によると、Carnivorous Plant のCarnivorousというのは「肉食の」という意味ですが、実際に生の肉をあげたりしないでくださいとのこと。いやあ、さすがに生の肉あげる人はいないでしょう。そんなことしてたら高くついてしかたないし。

しかし自然界というのは恐ろしいところだ。へらへら散歩してて、なんかいい匂いするなあと思って近づいて行ったら、いきなり捕まえられてしまう。なんかねちょねちょになるんだけど、すぐには死なないし。怖い。とても私には住めないと思う。なんかカルボナーラが無性に食べたい。