Small, Slow but Steady (2022 年、日本・フランス)
原題: ケイコ 目を澄ませて
7/7 at Light House Cinema
監督: 三宅唱
出演: 岸井ゆきの、三浦友和、仙道敦子、三浦誠己、松浦慎一郎
耳の聞こえないプロ・ボクサー、小笠原恵子の自伝をもとにした映画。岸井ゆきのは日本アカデミー賞の主演女優賞を受賞。キネ旬の日本映画部門ベストテン第1位。毎日映画コンクール日本映画大賞。小品ながらパワフルな作品。
Asteroid City (2023 年、アメリカ)
邦題: アステロイド・シティ
7/11 at Light House Cinema
監督: ウェス・アンダーソン
出演: ジェイソン・シュワルツマン、スカーレット・ヨハンソン、トム・ハンクス
ウェス・アンダーソン監督の長編映画は『イカとクジラ』から全部みていることになる。すっとぼけた味が好き。
The Tunnel to Summer, the Exit of Goodbyes (2022 年、アメリカ)
原題: 夏へのトンネル、さよならの出口
7/17 at Cineworld Newcastle
監督: 田口智久
声の出演: 鈴鹿央士、飯豊まりえ
時間の流れが異なるウラシマ・トンネルを舞台にした甘酸っぱい青春アニメです。
Oppenheimer (2023 年、アメリカ)
邦題: オッペンハイマー
7/23 at Lighthouse Cinema
監督: クリストファー・ノーラン
出演: キリアン・マーフィー、エミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー
3時間の長尺ですが長いとは感じませんでした。戦争映画ではないので原爆投下や戦闘のシーンはない。オッペンハイマーの幻視という設定だが肌がただれる描写や黒焦げの死体の描写あり。原爆投下の成功に熱狂する人々をオッペンハイマーの心象として冷たく突き放す描写あり。また、東京空襲で民間人が10万人死んだこと、2つの原爆で22万人が死んだことへの言及あり。スティムソン陸軍長官の「日本は降伏する気はない」からの「原爆により戦争を終わらせ何百万の命が救われる」の原爆神話は素で(批判的な視点なく)語られる。このナラティブを信じている人は今も多いようで、この映画に関して議論が盛り上がっている現在の英語圏ツイッター界でもよく見かけた。
Barbie (2023 年、アメリカ)
邦題: バービー
8/14 at Lighthouse Cinema
監督: グレタ・ガーウィグ
出演: マーゴット・ロビー、ライアン・ゴズリング
毀誉褒貶の激しいこの映画、私はおもしろかったです。いろんな角度から見ることができますね。フェミニズム万歳映画としても見れるし、フェミニズムをパロディにしていると見ることもできます。
Indiana Jones and the Dial of Destiny (2023 年、アメリカ)
邦題: インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
8/30 at Savoy
監督: ジェームズ・マンゴールド
出演: ハリソン・フォード、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、アントニオ・バンデラス、ジョン・リス=デイヴィス、シャウネット・レネー・ウィルソン、トーマス・クレッチマン、トビー・ジョーンズ、ボイド・ホルブルック、オリヴィエ・リヒタース、イーサン・イシドール、マッツ・ミケルセン
友人に面白いからと勧められて観に行った。インディ・ジョーンズのシリーズを映画館でちゃんと見るのは初めて。いやあ荒唐無稽ですばらしいですね。楽しめました。