たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

今月見た映画 2015 年 11 月

 
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Brooklyn (2015 年、アイルランド、イギリス、カナダ)
11/8 at Light House Cinema
監督: John Crowley
出演: Saoirse Ronan, Domhnall Gleeson, Emory Cohen, Jim Broadbent, Julie Walters
アイルランドの作家、コルム・トビンの小説が原作。舞台は 1950 年代のニューヨークとアイルランドのエニスコーシーという田舎町。姉の計らいでニューヨークに移民してきた主人公のエリス。ホームシックに苦しみながらも、下宿屋のおかみさん、神父さん、勤め先のデパートの人たちの助けで、徐々に新しい暮らしに慣れていく。イタリア系のシャイなボーイフレンドもできた。そんな矢先、姉が病で急死。アイルランドにいったん帰国するエリスに、もう帰ってこないのではないかと恐れたボーイフレンドは帰国前に正式に結婚の届けを出すように求める。主演のサーシャ・ローナンは、この映画でアカデミー賞ノミネートの呼び声が高いです。

 

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The Lobster (2015 年、アイルランド、イギリス、ギリシャ、フランス、オランダ)
邦題: ロブスター
11/10 at Light House Cinema
監督: Yorgos Lanthimos
出演: Colin Farrell, Rachel Weisz, Léa Seydoux
風変わりなディストピア恋愛映画。独身でいることが許されない近未来。妻に死なれた主人公は、ルールに従って田舎のホテルに連れて行かれる。ここには独身者が集まっていて、45日以内に相手を見つけられなければ動物に変えられてしまう。主人公の希望はロブスター。主人公はホテルを逃げ出し、独身者たちが隠れ住む森に逃げ込むのだが。。変な映画です。見終わったあともやもやします。出演が、コリン・ファレル、レイチェル・ワイズ、ジョン・C・ライリー、ベン・ウィショー、レア・セドゥと微妙に豪華。全編アイルランド・ロケ。

 

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Steve Jobs (2015 年、アメリカ)
11/15 at Light House Cinema
監督: Danny Boyle
出演: Michael Fassbender, Kate Winslet, Seth Rogen, Jeff Daniels
スティーブ・ジョブズの伝記映画。Macintosh、NeXT Computer、iMac という3 つの製品発表イベントの舞台裏で、ジョブズの人生において重要な役割を果たした人々と、ジョブズが 1 対 1 でタイマンを張る。もちろん暴力じゃなくて、言葉で。アップルの共同設立者のスティーブ・ウォズニアックはもとより、ジョブズがペプシから引き抜いた経営者のジョン・スカリー、元恋人で娘の認知を求めてきているクリスアン・ブレナン、アップルのチーフ・エンジニアのアンディー・ハーツフェルドなど。会話自体は実際にあったことではないと思うんだけど、息の詰まるような緊迫したダイアログの中からジョブズの強烈な人とナリを描き出そうとする試みです。ジョブズを演じるのはマイケル・ファスベンダー。アストン・カッチャーが演じた 2013 年の「ステイーブ・ジョブズ」(原題は「Jobs」)とは別なのでお間違えなく。

 

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Carol (2015 年、イギリス、アメリカ)
11/29 at Light House Cinema
監督: Todd Haynes
出演: Cate Blanchett, Rooney Mara
1950 年代のニューヨークが舞台のレズビアン・ロマンス映画。無神経な夫との離婚問題に苦しむキャロル (ブランシェット) は、ボーイフレンドとしっくりとした関係を築けないテリーズ (マーラ) と、客として訪れたマーラの働くデパートで出会う。そこから 2 人はゆっくりと親密な関係になっていくわけですが、レズビアン云々は忘れてしっとりとした恋愛映画として十分楽しめます。特に男または男性性みたいなものが声高に糾弾されることもありませんので、ご安心ください。

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