特によく新聞を切り抜いたりするわけではないのですが、段ボール箱をあさっていたら古い新聞の切り抜きがでてきた。
1997 年の記事なのですが、ダブリンでおそらく最も由緒あるゴルフコースであるところのロイヤルダブリンで、鹿児島大学の医学部教授のオサメ・ミツヒロさんが、1 日で 94 ホールを回ったという記事です。朝の 5 時 50 分から夜の 9 時近くまでかかったそうです。
日本人はクレイジーで、レジャーであるはずのゴルフですらクレイジーにプレイするというのが、こちらでも知れ渡っているステレオタイプなわけですが、医学部教授という社会的地位のある人がそのステレオタイプを体現してくれたということで、おもしろかったのでしょう。実際、私も面白いと思ったから記事を切り抜いたわけですし。
それで、切り抜きいたペラペラの新聞紙を段ボールに入れていても面白くないので、額縁に入れたら面白いんじゃないかと思ったのです。
さっそく、チャリティーショップでちょうどいいサイズの額縁を買ってきました。1.50 ユーロ。
中の絵は相当色あせてます。アイルランドの人はこういうちょっとした絵を家の中のいろんなところに掛けてます。一人暮らしのおばあさんが亡くなって、家族の人が家の中のものをチャリティーに出したのではないかと。私の勝手な想像です。
さっそく切り抜きを額に入れてみました。
じゃーん。
我ながら、なかなかいい感じです。新聞紙の焼け具合と、ちょっとくたびれた木の枠が妙にマッチしています。
ちなみに、オサメ・ミツヒロ先生は、ご自分で Web サイトを持ってらして、このアイリッシュタイムズの記事に取り上げられたエピソードも掲載されています。ネットでちょっと検索すると出てくると思います。
記事を読みたい方はこちらからどうぞ。
http://www.irishtimes.com/sport/mitsu-s-golf-a-game-of-the-rising-and-setting-sun-finds-out-what-a-passion-for-golf-really-means-1.102509
http://www.irishtimes.com/sport/mitsu-s-golf-a-game-of-the-rising-and-setting-sun-finds-out-what-a-passion-for-golf-really-means-1.102509