9 月 10 日 (火) にオーストリア対アイルランドの W 杯予選がウィーンで行われ、アイルランドは 1-0 で負けました。
これでアイルランドの W 杯予選は終戦。数字的に可能性がないわけではありませんが、トラパットーニ監督も本戦出場のチャンスがなくなったことを認めました。
試合は前半は互角だったんだけど、後半はオーストリアが優勢で、最後にやっぱりアラバに決められて負けた。
RTE の解説陣は、いつものようにエイモン・ダンフィーがトラップをぼろかすに批判して、選手としてもアシスタントとしてもトラップの下で働いたことがあるブレイディが擁護するという展開。
トラップの残した結果だけを見ればそんなに悪くはない。最初のキャンペーンだった 2010 年 W 杯予選はプレーオフまでいって、ティエリ・アンリの左手に負けた。次の 2012 年 Euro は本大会に出場。明らかに失敗に終わったのは今回だけだった。
しかし、トラップの人気がなかったのは、戦術が守備的すぎること。この戦い方だと結果が付いてこないと支持してくれる人はいなくなる。それから、クラブの試合を見に行かないので有名で、そんなんで選手を選べないだろと言われていた。2012 年 Euro は、出たのはいいんだけど負け方がひどかった。イタリア、スペイン、クロアチアという強豪だらけのグループに入ったとはいえ、何の対策も立ててなかったんじゃないかという印象だった。
とかなんとか言ってるうちに、夜コンビニに行ったら、ヘラルドという夕刊紙にトラップが協会との「双方の同意」により職を解かれたという記事が出ていた。
全国版(右)には間に合わなかったけど、版の遅いダブリン版(左)はトップ記事。
次の監督候補の一番人気はマーティン・オニール。彼だったら文句言う人は少ないだろう。サンダーランドではちょっとあれだったが、レスター、セルティック、アストンビラではいい成績を残したし。本人もワールドカップに出たことがある。北アイルランドがワールドカップ出たんだよなあ。しかも 2 回も。
20 年ぐらいたって、アイルランドがワールドカップ出たんだよなあ。しかも 2 回も。なんて言われないようにしたい。
他球場の結果は ドイツ 3-0 オーストリア。カザフスタン 0-1 スウェーデン。
アイルランドの次の試合は 10 月 11 日 の対ドイツ＠ケルン
アイルランドの次の試合は 10 月 11 日 の対ドイツ＠ケルン
アイルランド先発メンバー:
Forde (Milwall); Coleman (Everton), O'Shea (Sunderland), Dunne (QPR), Wilson (Stoke), ; Walters (Spartak Moscow), McCarthy(Everton),Green (Leeds), Pilkington (Norwich ); Long (WBA), Keane (LA Galaxy)
サブ:
Clark (Aston Villa) for O'Sea (49 mins),McClean (Wigan) for Pilkington (73 mins), Sammon (Derby) for Long (81mins)
Forde (Milwall); Coleman (Everton), O'Shea (Sunderland), Dunne (QPR), Wilson (Stoke), ; Walters (Spartak Moscow), McCarthy(Everton),Green (Leeds), Pilkington (Norwich ); Long (WBA), Keane (LA Galaxy)
サブ:
Clark (Aston Villa) for O'Sea (49 mins),McClean (Wigan) for Pilkington (73 mins), Sammon (Derby) for Long (81mins)
得点:
オーストリア: Alaba 84
オーストリア: Alaba 84
