私の事務所が入っているビルですが、ちょっとした広間ぐらいのスペースがあって、以前は教会が借りて結婚式を執り行ったりしていました。
ところが最近テナントが変わって、FAS (アイルランドのハローワーク兼職業訓練所) がコンピューターのスキル習得みたいなトレーニングコースをやっています。それで、生徒さんがいっぱいくるわけです。
半畳ぐらいしかない給湯室はお昼休みともなればごった返してしまうわけですが、生徒さんが使うマグカップも流しのそばでごった返しています。
その中のひとつ、これは、キットカットのマグカップです。キットカットのマグカップはどこの会社にいってもあるような気がします。
それから、これもキットカットのマグカップなんですが、こんな感じで伏せた状態でおいてありました。底に大きな溝があります。
ひっくり返すとこんな感じです。
Kit Kat と書いて矢印で示しているからには、ここにキットカットを入れてくれ、ということなのでしょう。
入れてみました。
収まりが非常に悪いです。
これはどうしたものだろうと、しばし考えました。わからないのでインターネットで調べました。どうもこういうことらしい。
数年前に、キットカット・チャンキーという大きいのが発売されたんですね。そのときにノベルティー・グッズとして作られたもののようです。
そうと分かれば、入れてみないわけにはいきません。
ぴったりでした。このぴったり感を楽しむという以外に、特に実用的な使い道はないと思います。お湯を入れてキットカットをべとべとにしても誰も得をしませんし。
狭い方が下になっているので、このまま持ち上げてもキットカットは落ちません。申し訳ないんですが、今回のお話には落ちもありません。