親善試合 アイルランド 4 - 1 オマーン

昨日の 11 日 (火曜) は各地で W 杯予選が行われましたけど、アイルランドはお休みだったので、ロンドンの Craven Cottage (フルハムの本拠地) でオマーンと親善試合を行いました。オマーンも W 杯予選では日本と同じ組なんですけど、お休みだったんですね。

アイルランドの次世代を担う若手が大勢出場した、いわば B チームのような顔ぶれだったんですが、見事に 4-1 で快勝。オマーン GKのアルハブシの活躍がなければ、もっと点が入ってたみたいです (私は腹話術を見に行ってたので試合は見てません)。

大活躍したのが初キャップのロビー・ブレイディ選手。マンチェスター・ユナイテッド所属の20歳。1得点2アシストと前半の3点にからむ働きです。

基本的にはウィンガー (両サイドできる) だけど、トップ下もできるらしい。香川選手のライバルっちゃーライバル。まだ一度もマンUの公式戦には出たことがないらしいですけど。欠点は持ちすぎること。

マクレーンとブレイディでウィンガーはあと10年ぐらい安泰ですかね。あ、トラパットーニ監督は引退を表明したダフを説得して翻意させたいらしい。ダフは招待されて昨日の試合を見に来ていた。所属チームの本拠地だったし。

この日活躍した選手を次のドイツ戦で起用するかどうかを記者会見で質問されたのだが、トラパットーニの答えは「No. Absolutely No」だそうだ。まあ、一試合活躍したぐらいでいきなり難しい試合に出すなんてことはどの監督もしないですね。

どうしようもなかったカザフスタン戦の直後の試合でいいところが見れたので、どんよりした空気もある程度払拭されたのではないでしょうか。

どうしてダブリンじゃなくてロンドンで試合をしたのか、詳しいことはわかりません。最近、何回かロンドンで親善試合をしてるけど。

W 杯予選の他球場の結果は オーストリア 1-2 ドイツ。スウェーデン 2-0 カザフスタン。フェロー諸島はお休み。

アイルランドの次の予選の試合は 10 月 12 日の対ドイツ＠ダブリン
アイルランド先発メンバー:
Forde (Millwall); Coleman (Everton), St Ledger (Leicester City), Kelly (Fulham), Wilson (Stoke City); Brady (Man United), Meyler (Sunderland), McCarthy (Wigan), Keogh (Millwall); Long (West Brom), Doyle (Wolves)
サブ:
Randolph (Motherwell) for Forde and Pearce (Reading) for Wilson (ht), McClean (Sunderland) for Doyle (61 mins), Cox (West Brom) for McCarthy (65 mins), McGeady (Spartak Moscow) for Brady (70 mins), O’Brien (West Ham) for for Long (73 mins).

アイルランド得点:
Long (7 mins), Brady (23 mins), Doyle (36 mins), Pearce (85 mins)
オマーン得点:
Al-Farsi (72 mins)
写真は得点を喜ぶブレイディ選手 (左) と祝福するメイラー選手