たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

五輪サッカー

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オリンピックのサッカーが終わってしまいましたが、今回は男女ともに日程のほぼ最後まで勝ち進んだので、たっぷり楽しむことができました。

 

女子は史上最高位となる銀メダル獲得。おめでとうございます。一次リーグは危なげなく、トーナメントに入ってからは粘り強い戦いで決勝戦まで駒を進めました。

 

決勝戦ではアメリカに先制点を許しますが、そのとたんギアを入れ替えて攻勢に出ます。この辺はやはりチームの熟成といいますか、長年一緒にプレーしているメンバーが多いだけあって、意思の疎通がスムーズです。

 

ペナルティエリア内で、どうみてもハンドだろうという相手の反則を審判が取ってくれませんでしたが、しばらく経ってみると、そういうのも嬉しくなってきます。66 年 W 杯決勝でのハーストのゴールがゴールラインを割ったかどうかとか、マラドーナの神の手ゴールとか、いやまあそこまで凄くはないんですけど、それでもかなり高いレベルでの論争の種みたいなのが日本サッカーの歴史に加わった気がします。

 

男子の方ですけど、男子のオリンピックチームはほんとうに難しいですね。U-23 のチームですが、年齢的に資格があってもクラブの事情で呼べない選手がでてくる。また、予選が終わった後にオーバーエイジの選手が加わる。だから、この選手を中心に据えて、なんていう長期的なチームの構築が難しい。それから、中 2 日での試合が連続しますから、あまり体力を使うような戦術では苦しくなるし。

 

最初にスペインを撃破した衝撃が強かったですが、最後 2 試合のなす術のなさも同様に衝撃的だったせいで、アンチクライマックス感が半端ないです。4 位っていうのが立派な成績なのは頭ではわかっているんですが。

 

うーん、関塚監督は、ロングボールを蹴って永井 1 人でなんとかしてくれ、みたいな戦術以外の戦術はなかったんですかね。最後の 2 試合では敵に先行されてから、選手がどうしていいか分からなくなっているのは素人が見ててもわかったので、もうちょっと現場で指示出してあげればいいのにと思いました。

 

とはいいつつも、男子もプロ選手が参加するようになってからは最高の順位を獲得しました。胸を張って帰ってきてください。そして、自分のクラブでまた頑張ってください。