最近、ポモドーロ・テクニックというのを実践しています。
ポモドーロ・テクニックというのは、フランチェスコ・チリッロさんというイタリアの作家が考案した生産性向上のための時間管理術です。
と書くと大仰に聞こえますが、要は25分集中して5分休憩を繰り返すというテクニックです。でもこれが私にはけっこう効果があるようです。
私はいろいろとやりたいことがあるわけですよ。本を読みたいとか、翻訳したいとか、ブログ書きたいとかです。そうすると、何をやろうかといろいろ考えているうちに 1 日が終わったりするわけです。
ところがとりあえずタスクを決めて25分だけと区切りますと割とうまくいきます。まず、25分って割と短くて、このくらいの時間なら集中力は持ちます。また時間が終わった時点でタスクも強制的に終わりにすればいいというのが気が楽です。タスクを始める前に「このタスクが終わるまでにどのくらいかかるだろう」なんて考えますと、気が重くなって取り掛かりづらくなってしまいますから。
25分の間は集中するわけですから、他のこと (Youtube動画を観たり株価をチェックしたり) をしないのは当然のことなんですが、私の場合、インナートークをしないというのが 重要です。インナートークを始めるといろいろくよくよ考えてしまって物事が進まなくなってしまいますから。25分という区切りがあればこれもより簡単になります。
またタスクごとに場所を変えるというのも有効のようです。たとえば、コンピューターの前に座って25分間文章を書いたら、次の25分間は居間のテーブルに移動して本を読むとかですね。
ポモドーロというのはイタリア語でトマトを意味します。このテクニックの考案者であるチリッロさんが時間の管理にトマトの形のキッチン・タイマーを使ったというのが由来だそうです。
タイマーは音が鳴るものがいいそうですね。音が鳴らないとタイマーを何度も見ないといけなくなりますから。
といいますか、ポモドーロ・テクニックのアプリがありますから、それをスマホにダウンロードすれば簡単です。私は Focus To-Do というアプリを使っています。