アイリッシュ・タイムズとIpsosが先ごろ共同で行った世論調査で、シン・フェインの支持率が過去最高になりました。
各政党の支持率は以下のとおり
シン・フェイン 35% (+3)
フィネ・ゲール 20% (-2)
フィアナ・フォイル 20% (0)
緑の党 5% (-2)
労働党 4% (0)
無所属・その他 15% (0)
かっこ内は前回10月との比較。「わからない」「無回答」を除いて算出したパーセンテージです。
シン・フェインの支持率は前回より 3% 上昇。フィネ・ゲールとフィアナ・フォイルに 15% の大差をつけました。
政府の支持率は 3% 下がって 43%。各党首の支持率はFFのミホール・マーティンが43% (+2)、FGのレオ・バラッカーが 45% (+2)、緑の党のエイモン・ライアンが 25% (0)、SFのメアリ・ルー・マクドナルドが 44% (+1)。
アイリッシュ・タイムズ/Ipsosの調査が始まって以来、シン・フェインにとっては最高の調査結果となっています。前回の選挙よりも同党の支持率は10%伸びています。
FFの支持率は過去3回横ばいですが、FGの支持率は1年程前から毎回下がっています。
政府のパンデミックの対応については、「よくやっている」が57%、「うまくやっていない」が29%、「どちらでもない/わからない」が14%。「よくやっている」はかなり高いと私は感じますが、10月の調査における同じ質問の 74%よりは少なくなっています。
今後さらに導入される可能性のあるコロナ対策の行動制限についての質問もありました。具体的な制限事項について、政府が検討すべきかどうかを聞いています。
レストラン/バーを閉じる(賛成31%、反対66%)
ジムを閉じる(賛成37%、反対58%)
屋外スポーツに観客を入れるのをやめる(賛成30%、反対60%)
学校を休校にする(賛成23%、反対72%)
クリスマスに家に集まることを制限する(賛成53%、反対44%)
9～12歳のマスク着用を継続する(賛成61%、反対33%)
レストラン/バーの客数を制限する(賛成69%、反対30%)
海外旅行の禁止(賛成54%、反対66%)
など
この調査は12月5日から8日にかけて、全国120か所で1200人を対象として行われました。インタビューは回答者の自宅で行われました。正確さはプラス・マイナス2.8%です。
