今朝 (1 月 26 日) の閣議で、レベル5のロックダウンを 3 月 5 日まで延長することが決まったようです。
また、陰性証明なしに入国してくる人を指定のホテルで強制的に期限を決めて隔離すること、既存のルールに違反した人に対する罰金の増額、南アフリカとブラジルからの渡航禁止なども決まりそう。
また、不要不急の移動を減らすために、北アイルランドとのボーダーから 5km の地点に警察のチェックポイントを設けます。
特殊学校、建設現場、学校の再開については今日は議論されていない。今週末までにはっきりしたことがわかる模様。
レオ・バラッカー副首相「ロックダウンの緩和は非常にゆっくりしたペースで進む。多くの人がワクチン接種を受けるための時間をかせぐという意味もある」
入国者に自己隔離を法的に強制するのはアイルランドでは初めて。これまでは自己隔離を要請していたが、法的な根拠はなかった。
北アイルランドを経由してアイルランドに入国する人も、14日間の自己隔離を行わなければ、罰金/収監の罰則が適用されるようになる。
ニュージーランドやオーストラリアで行われているような、すべての入国者を強制的に隔離することは、(専門部会からそういう推奨もあったが) 少なくとも現在のところは行わない。
「オール・アイルランド戦略」(アイルランドの北と南で制限の歩調を合わせる試み) については今日はほとんど議論されなかった。
バラッカー副首相によれば、ゼロ Covid戦略はおそらくうまくいかないだろう、と専門家からアドバイスを受けたとのこと。ゼロ Covid戦略とは14日間Covid感染者をゼロに抑えること。既に多くの感染者がいるし、北とのボーダーはあるし、イギリスやヨーロッパとの行き来もあるため機能しないだろうと。豪のメルボルンは400人の感染者数をゼロにするまで3か月かかっている。
世論調査によれば、71%が北とのボーダーを閉じることに賛成。バラッカーはこの数字が高いことに驚いている。そして閉じることには反対。彼は「We are not one state on this island, but we are one country」って言っているんだけど、これは訳すの難しいな。