たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

ヨーロッパ大陸での休暇をご予定の場合は、まずこちらをご覧ください(Q&A)

 

EUデジタルCovid証明書(DCC)の導入に伴い、アイルランドから欧州大陸への旅行がゆっくりと再開しています。空港や港も人出が少しずつ増えているようです。政府は既に300万件近くの証明書を発行しました。人気のある観光地への定期便も復活しはじめています。

 

アイルランド人に人気の高いフランス、イタリア、スペイン、ポルトガルはすべてDCCを採用していますが、コロナを抑え込むために独自の制限を課すことが認められています。

 

2021年の旅行をストレスなく行う鍵はやはり DCC。これがないと、物事が円滑に進まない可能性があり、費用がかかる場合もあります。

 

ヨーロッパ大陸への旅行について Q&A 形式の記事が出ていましたので訳してみました。

 

 

www.irishtimes.com

 

証明書に問題があった場合はどうすればいいのか?

証明書の発行は初期には問題が発生したが、現在はかなり円滑に運用されている。証明書を亡くした場合、証明書に記載された情報が間違っている場合、その他の問題がある場合は、セルフサービスポータルを利用するか、ヘルプラインに連絡できる (1800-851 504 と 1800-807 008)。

 

 

旅行するにはどのような書類が必要?

証明書 (書面またはデジタル形式: QR コードを読み取りやすいようにしておくこと)、パスポート、旅行先の国のパッセンジャー・ロケーター・フォーム (居場所を記載しておくフォーム)。パッセンジャー・ロケーター・フォームはオンラインで入力することも可能 (出発の72時間前または48時間前に。国によって違う)。旅行先の国の URL は Re-Open EU からどうぞ。オンラインで入力した場合は、搭乗時にレシートを見せればよい。アイルランドに戻ってくるときに、アイルランドパッセンジャー・ロケーター・フォームに入力する必要あり。

 

 

証明書を持っていない場合はどうすればいいか?

出発の72時間前以内に受けた PCR 検査の陰性証明か、欧州委員会が認める抗原検査の48時間前以内の陰性証明が必要。フランス、スペイン、ポルトガル、イタリアは抗原検査を受け入れるが、アイルランドは受け入れない。したがって、証明書を持っていない場合は、アイルランドに帰ってくるときにPCR検査の陰性証明が必要。検査費用は一般的にアイルランドより大陸の方が安い。PCRは 40 – 70 ユーロ、抗原検査は 25 -40 ユーロ。

 

 

ランスへの旅行者のルールはどうなっている?

バー、カフェ、映画館、美術館、ほとんどの観光施設、長距離バスや鉄道を18歳以上の人が利用する場合は、デジタルCovid証明書が必須となっている。9月30日にはこれが12 – 17 歳にも適用されるようになる。証明書が必須の施設ではマスクは必須ではなくなったが、地方自治体ごとにマスクのルールがある場合があり、政府のルールより厳しい場合もある。公共交通手段ではマスクの着用が必須。

 

 

イタリアへの旅行者のルールはどうなっている?

8月6日にデジタルCovid証明書が導入された。現地では Carta verde (緑のパス)と呼ばれている。この証明書がない場合は、レストラン、バー、公演 (屋内/屋外をとわず)、プール、ジム、美術館などに入ることができない。ルールを守っていない施設には最大 1000ユーロの罰金が課される。ほとんどの施設がルールに従っている。

 

 

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スペインへの旅行者のルールはどうなっている?

スペインではデジタルCovid証明書の施設での使用はまだ導入されていない。地域ごとに制限を決められるので、市によってルールが違ったりする。たとえば、アンダルシア地方の人口5000人以上の市 (マラガ、マルベラ、セビージャなど) で1日の感染者が1000人を超える場合は、夜間は外出禁止で施設の屋内利用には人数制限がある。

 

バレアレス諸島では、8月14日より、ほとんどの施設に入場するのにデジタル証明書が必要になる。この地域では、午前1時から6時までは、同居家族以外との会うことは禁止。イビザ、ヤジョルカなどのバーが閉店になった後、外で飲み続けるのを防ぐ目的と思われる。

 

カナリー諸島では、ランサローテとラ・ゴメラがレベル2 (レストランとバーは0時に閉店、屋外のテーブルは6人まで、屋内は4人まで)、テネリフェグラン・カナリアはレベル4 (バーとレストランは最大収容人数の50%まで客を入れることができる、ただし10%はワクチン接種済みであること)。

 

バルセロナでも夜間外出禁止で、会える人数に制限がある。マドリードではバーやレストランは午前1時まで営業。ナイトクラブは午前3時まで。店や文化施設は最大収容人数の75%まで客を入れることができる。

 

こうしたルールは感染率によって決まるので、5波の収束と共に緩和されるだろう。英語のサイトがあるので参照のこと。

 

 

ポルトガルへの旅行者のルールはどうなっている?

ポルトガルでは、週末 (金曜夜7時以降)と祝日に宿泊施設やレストランを利用する際にCovid検査の陰性証明が必要。また、1000人を超える屋外の文化/スポーツイベント (屋内の場合は500人) に入場するにはワクチン接種証明か陰性証明が必要。レストランやカフェの店内で食事できるのは最大6人のグループ。屋外は10人。大人と一緒の12歳以下の子供にはこのルールは適用されない。

 

 

子供にはどう適用されるのか?

ほとんどのEU加盟国では、12歳以下の子供検査は免除される。ただし、フランスは11歳以下、イタリアは6歳以下である。アイルランドに戻ってくるときは、11歳以下は検査は必要ない。12-15歳はPCR検査の陰性証明が必要。ワクチンを接種した大人と共に旅行している子供は、アイルランド帰国時に自己隔離は必要ない。

 

 

 

 

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