アイルランドが東京五輪のボート軽量級ダブルスカルで金メダル獲得を獲得しました。アイルランドの金メダルは今大会初。

メンバーはフィンタン・マッカーシー選手とポール・オドノバン選手。軽量級というのは体重制限のことで、出場資格があるのは体重がそれぞれ72.5kg以下で、2人の平均が70kg以下でなければならないとのことです(男子の場合)。アイルランドは同種目で前回もオドノバン選手は兄のガリー・オドノヴァン選手と組んで銀メダルを獲得しています。
スカルというのは Scull と綴り、漕ぎ手ひとりが左右両方のオールをこぐことを意味します。頭がい骨を意味する Skull とは発音は同じですが綴りは違います。
序盤はドイツとイタリアに次ぐ3位につけていましたが、残り4分の1を切ったところでドイツを逆転。ドイツの追撃を振り切って、わずか0.86秒差で金メダルをつかみました。
序盤ゆっくり目にスタートするというのはこのペアのいつものやり方のようです。しかも今回はいつになくよいスタートが切れ、ドイツやイタリアにそれほど差を開けられずにレースを進められたとのこと。
金メダルを獲得した2人が選手村に帰って来てアイルランドのチームメートから大きな祝福を受ける様子を南アフリカの記者がツイートしています。
The welcome and love for @TeamIreland rowing gold medallists Fintan McCarthy and Paul O’Donovan as they return to the Olympic village pic.twitter.com/UaXU2ivwLl
— Gary Lemke (@GaryLemke) 2021年7月29日
今大会では、アイルランドは前日に女子舵手なしフォアでも銅メダルを獲得していました。現在のところアイルランドの獲得メダルは金1つ銅1つです。
話は変わりますが、今大会にはバドミントンのアイルランド代表選手として、ベトナムからの移民のナット・グェン選手が出場しています。現在20歳のグェン選手は6歳のときに家族と一緒にアイルランドに渡ってきました。一家はダブリンで中華料理のテイクアウト店を営んでおり、彼も家業を手伝っているようです。
グェン選手の世界ランキング53位。一次リーグでスリランカの選手には勝利したものの、ランキング10位の台湾の選手に敗れ、決勝トーナメント進出はなりませんでした。台湾の選手とはフルセットまでいったんですよ。惜しかったです。
下のRTEの短い動画で、グェン選手のオリンピックまでの道のりをたどることができます。
From leaving Vietnam for a better life in Ireland, to working in his family's restaurant in Dublin during lockdown - This is Nhat Nguyen's inspiring journey to represent Ireland in badminton at the Olympics🏸(Tap for best view on mobile) #TeamIreland #Tokyo2020 pic.twitter.com/NWj65HwFDd
— RTÉ News (@rtenews) 2021年7月13日