東京五輪の最終日、女子ボクシング・ライト級のケリー・ハリントン選手が金メダルを獲得しました。ハリントン選手の地元が盛り上がっている話を先日ブログに書きましたが、今日も朝の6時からの試合だったにもかかわらず、ご近所の皆さんが屋外のパブリック・ビューイングで応援していたようです。
皆さんが大喜びしている様子はこちらの記事にある動画からどうぞ。
こちらは今日のアイリッシュ・タイムズの一面。朝刊ですからもちろん金メダルが決まる前のものです。ハリントン選手のお父さんとお母さんが、彼女の写真が描かれたTシャツを着て国旗を高く掲げている写真。
実は、私は 9 時頃起きて、まだ何かやっているかと車で彼女の地元まで見に行ったんですよ。さすがにもう特に何もやっていなかったです。万国旗風のアイルランド国旗やポスターはまだそのままでしたが。
そのかわりといってはなんですが、こんなかっこいいバナーを見つけました。
これはオリンピックが始まる前から張り出されていたバナーでしょう。ハリントン選手のモノクロの写真が左側にあり、右側には「私はこの地域で最初のボクシングのレッスンを受けた」と書いてあります。
地域の青少年が非行に走らないようにスポーツをすることを勧める目的のようですね。ほかにはゲーリック・フットボールの選手の同様のバナーもありました。
ハリントン選手は開会式の行進で旗手を務めました。アイルランド選手団が日本式のお辞儀をしたのが話題になりましたが、あのアイデアを出したもの彼女だそうです。大会の最初から最後までぴか一の働きで選手団を引っ張ったようです。金メダルの獲得、おめでとうございます。
今大会、アイルランドは金メダルを2つと銅メダルを2つ獲得しました。金メダルはハリントン選手とボート男子軽量級ダブルスカル(フィンタン・マッカーシー選手/ポール・オドノバン選手)。銅メダルがボート女子舵手なしフォア(アフリック・キーオ選手/イーマ・ラム選手/フィオナ・マータ選手/エミリー・ヘガティー選手)とボクシング男子ウェルター級のエイダン・ウォルシュ選手です。
閉会式はテレビでやっていたのを私も見ました (最初の方はちょっと見逃しました)。私が一番安心して見られたのは東京音頭です。東京音頭の安定感は半端ないですね。