そろそろ5月も末ということで、ロックダウン緩和の次の段階に進む時期が近づいてきました。
先月末に発表されたところでは、6月2日に国内旅行が再開。つまり、ホテル/宿泊施設の営業が再開します。また、宿泊施設は宿泊者に対して室内で飲食を提供することができます。
6月7日には飲食店が屋外 (テラス席) で飲食を提供できるようになります。飲食店が屋内で飲食を提供できるのは7月に入ってからということになっています(日にちは未定)。
しかし、アイルランド・レストラン協会のエイドリアン・カミンズさんは、レストランもホテルと同じ日、つまり6月2日に屋内の営業も再開できるようにすることを求めています。ただ、今の段階ではこれは望み薄のよう。
今日 (火曜日) に飲食店に関するガイドラインが発表される予定ですが、室内での飲食については105分の時間制限が設けられ、お客さんは1組最大6人まで。屋外での飲食についてもテーブルの間隔を1メートル離すこと。また、換気に重点を置いたガイドラインになるようです。
カミングさんは1メートルのテーブル間隔については歓迎しています。2メートルだったら飲食店は成り立たなかっただろうと。
こちらは、欧州デジタル・グリーン・パスがアイルランドでは7月中旬から利用可能になるというニュース。これは、ワクチン接種が完了したこと、コロナ検査が陰性だあること、または6か月以内にウイルスに感染したことを、電子的に証明するものです。これを持っていればEU内を自由に旅行することができます。ミホール・マーティン首相はパスの実装に向けて全速力で前進する (Full steam ahead) としています。
またこの2週間で、パンデミック失業給付 (PUP) を受け取る人が約50000人減少しました。今週 PUP を受け取る人は 約33万人。5月中旬に不要不急の小売店も営業を再開したことが大きいですね。当局によりますと、すべての県、およびすべての業種で PUP を受け取る人は減少したそうでうです。
