コロナ関連ニュースをあれこれお伝えします。
あらたに4人の死亡が確認されて、コロナにより死亡した人の数は4918人となりました。新たな感染者は434人で合計251904人になりました。
現時点で、成人人口の約3分の1が少なくとも1回のワクチン接種を受け、12.5%が接種を完了しています。先週だけで20万人以上が注射を打ってもらっています。
HSEのポール・リード長官は、「56歳から59歳までのワクチン登録の数に勇気づけられている。希望と楽観をこれほど強く感じたことはない」としています。
昨日、リドルで抗原テスト・キットが販売されるという話を書きましたが、これは1日遅れて明日の土曜日からということになりそうです。私も近所のリドルに買いにいったのですが、まだ売っていませんでした。
抗原テスト・キットについてきかれたリード長官は、「一定の役割を果たすだろうが、検査した経験のない人が行った場合など正確性の問題があるので、PCR検査が標準的な検査であることに変わりはない」としています。
先月のコロナ感染者数の約半数が24歳以下でした。正確には4046人で47%。ワクチンの効果があったようで、高齢者の感染者数は減ってきています。65歳以上の感染者は4%に過ぎません。6%が学校関連の感染で、5%が幼稚園/保育園での感染です。職場での感染は624例で15%。
先週だけに限りますと、最も感染者数が多かったのは小売り/卸売業で働く人で18%。医療関係者は10%にまで下がってきました (1月の第三波のときは3分の1を占めていた)。
毎年ダブリンのRDSで行われているダブリン・ホース・ショーですが、今年も去年に続いて中止が決まりました。8月18日から22日にかけて行われる予定でした。ダブリン・ホース・ショーが2年続けてキャンセルされるのは、第一次大戦以来のこと。
RDSのステートメント「このイベントの準備には何か月もかかる。アイルランド社会の再開に関して不確実な部分が多いので、今年も中止せざるをえない」
レオ・バラッカー副首相は「8月には、おおよそにおいて国は通常に戻る」としていますが、この夏の大きなイベントが開催されるかどうかというのは微妙なところ。
ローズ・オブ・トラリーは今のところ開催予定。時期は8月(日にちは未定)。野外コンサートのエレクトリック・ピクニック (9月3-5日) も開催予定。9月に行われる全国耕運選手権 (National Ploughing Championships)は来週の会議で開催するかどうか決めるそうです。アイルランドの全国耕運選手権はヨーロッパ最大の野外イベントで、毎年250000人が集まるそうです。
