現在、認可されているワクチンはファイザー/ビオンテック、モデルナ、そしてアストラゼネカの 3 社のワクチンですが、ジョンソン&ジョンソンも昨日 (火曜日)、欧州医薬品庁に認可を申請しました。
ジョンソン&ジョンソンのワクチンの優れた点は、1回の注射で接種が完了するという点。現在認可されている3社のワクチンは2回の接種が必要です。
アイルランドにおけるコロナウイルスの死者は今週 4000人を超えることになりそうですが、ミホール・マーティン首相は火曜夜のスピーチで、ジョンソン&ジョンソンのワクチンが認可されれば、全国民にワクチンを提供する計画の流れが一気に変わるぞ、とのこと。認可されれば、ジョンソン&ジョンソンのワクチンは 4 月にアイルランドに届く見込み。
4 月からワクチン供給量が大きく増えるので、夏の終わりには多くの人がワクチンを受けられるのではないかとのこと。70歳以上の人への接種は 4 月半ばに終わる予定。アストラゼネカのワクチンが65-69歳の人にも認められれば、この年代の人への接種は5月半ばに終わる予定。
ジョンソン&ジョンソンのワクチンは1回で済むだけでなく、通常の冷蔵庫で保存が可能 (ファイザーとモデルナのワクチンは超低温での保存が必要)。また、ノヴァヴァックス社とヴァルネヴァ社のワクチンも認可される可能性があります。
ある調査によりますと、アイルランド人の 85% がワクチンを必ず、またはおそらく受けると答えているそうです。
