ラグビーのシックス・ネイションズの第2週。アイルランドはフランスに 15 対 13 で惜しくも敗れてしまいました。これでアイルランドは 2 連敗。惜敗ボーナス・ポイントが入って勝ち点は2ありますが、現在の順位は5位。今年の優勝の可能性はほぼなくなりました。
この試合、アイルランドはハーフバックのレギュラーのジョニー・セクストンとコナー・マリーが2人とも怪我で欠場。ビリー・バーンズとジェイミソン・ギブソン=パークが先発しました。ギブソン=パークは良かったし、バーンズも悪くはなかったけど、最初のペナルティ・キックを外したのは痛かったね。
試合内容としては今回もアイルランドは悪くなかったんですよ。ボール保持率は55%。
前半の半ばでフランスの選手が1人、危険なプレーで10分間退場になり、数的優位にものをいわせてアイルランドがトライを決めたかのように見えたんですが、直前で足がほんのわずかサイドラインを割っていてノー・トライ。ほんと数ミリぐらいの差だったんだけど、あれが決まっていたら試合はわからなかった。
前半は 10 – 3 とフランスのリードで終了。後半、両チームがトライを1つずつ決めた後、66分にアイルランドがペナルティ・キックを決めて 15 – 13 の2点差に。ドロップ・ゴールを決めれば逆転です。
終了間際になってハーフウェイ・ラインあたりでアイルランドがボールを保持して前に進もうとするのですが、フランスの守備が強くて、ドロップ・ゴールが可能なエリアにまで侵入することができません。最後はラックでボールを奪われて試合終了。
フランスがダブリンで勝ったのは10年ぶりだそうです。
正直、ウェールズ戦もフランス戦も、どちらに転んでもおかしくない試合だったと思います。試合内容は悪くないんですよ。こういうふうに運が向いてないときもあります。しかたがない。残り3試合がんばりましょう。
他球場の結果は以下のとおり。
イングランド 41 – 18 イタリア
スコットランドとウェールズの試合も面白かったですね。先週、スコットランドはイングランドに勝って、今年はスコットランドの年になるかもしれないぞ、とみんなが思っていたところで、ウェールズが1点差で競り勝ちました。ウェールズは、先週のアイルランド戦に続いて、相手が1人退場になったんですよね。勝負はこういう運もあります。