昨日の土曜日、ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズと日本のラグビーの試合がスコットランド・ウジンバラのマリーフィールドで行われ、日本は28 対 10 で敗れました。
私もテレビでずっと見てましたが、ライオンズ、強かったですね。前半、日本はほとんどいいところがありませんでした。ハーフタイムのスコアは21対0。しかし、後半はけっこうやれてましたね。1トライと1ペナルティーキックを決めました。おお、後半だけだったら10対7で勝ってるじゃないですか。トライを決めたのは途中出場した姫野選手です。
日本は2019年のW杯以来、初めてのテストマッチ。まあ、今回はこのぐらいにしておくかということで。今週末はダブリンにやってきてアイルランドとの試合です。
ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズはイングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドの4協会 (これらの 4 協会を総称して「ホーム・ネイションズ」などともよばれます) から選抜された代表選手で構成されます。
だいたい4年に一度くらいの割合でチームが結成されて、そのときごとにニュージーランド、オーストラリア、南アフリカなどと国を決めて遠征し、10試合ぐらい行います。そのうち2試合とか3試合がその国の代表との試合で、その他はクラブ・チームや州代表との対戦です。今回は南アフリカ・ツアーなんですけど、昨日の日本の試合はそのウォームアップの意味も兼ねた試合でした。
4つの協会から選手を選んでチームを作ると言うと、エキシビション・マッチのように聞こえるかもしれませんが、そうではありません。マジのテストマッチです。なので、4協会の選手にとってはライオンズに選ばれることは大変な名誉であります。
ロックダウンが緩和されて、ブックメーカーも営業を再開したので、私も久しぶりに賭けてみました。日本がライオンズに勝つに10ユーロ賭けました。オッズは8倍。まあロックダウン明け、および日本代表活動再開記念のご祝儀ということで。
ところで、この試合、ブックメーカーはハンデを18点に設定していたので、ドンピシャでした。ハンデを18点もらって日本が勝つか負けるかで1.95倍ずつ、引き分けが20倍くらい、みたいなオッズになるんですが、ハンデありの勝ち負けは丁半ばくちみたいにわかりやすいので賭ける人いっぱいいるのですが、引き分けに賭ける人はほとんどいません。昨日はブックメーカーはウハウハだったと思います。
日本の新聞はブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズのことを「全英アイルランド代表ライオンズ」って訳すんですね。ちょっと変な感じ