新型コロナウイルスですけど、アイルランドでは 5月のはじめにロックダウンの出口戦略が発表されたんですね。3週間ずつの5段階の出口戦略で、最後の第5段階は 8 月 10 日に始まることになっていました。だから、5月の段階ではまあ 8 月末には収束するのではないかという見通しだったのですが、そうではなかったということです。
新型コロナへの対策はもう少し長期になるということで、3日ほど前に、ウイルスの拡散を防ぐための中期的なプランが発表されました。
5 つのレベルに分かれていて、感染状況に応じてレベルを随時移動するわけです。現在のところ (金曜日時点) では、アイルランド全体がレベル2 で、ダブリンだけ追加の制限がいくつかあるという状態だったのですが、土曜日の午前0時からダブリンはレベル3に移行することになりました。
それで、具体的にどうなるかといいますと、映画館や博物館は閉館。レストランやカフェはテイクアウトと屋外のテーブルでのみ営業OK。必要ない場合はダブリンの外に旅行することはできません。ジムは営業OK。などなど。
レオ・バラッカー副首相のビデオ・メッセージはこちら。わかりやすくまとめられています。
Here’s all you need to know about what’s happening in Dublin in the fight against #Covid19.
— Leo Varadkar (@LeoVaradkar) 2020年9月18日
Find out more: https://t.co/RpvCsJvNFa pic.twitter.com/wNaks4rKfr
それで、この動画を撮影していたときだと思うんだけど、スケートボードを抱えてマスクをした女性がバラッカーに近づいて、スムージーを彼にかけたらしいんですよ。
#VIDEO Woman has thrown what appears to be a cup of coffee into Tánaiste Leo Varadkar’s facehttps://t.co/i2AclmPxN9
— Independent.ie (@Independent_ie) 2020年9月18日
犯人はまだ捕まっていないそうですが、バラッカー副首相は「スケボーを抱えていたから最初はアヴリル・ラヴィーンが来たのかと思った」そうです。アヴリル・ラヴィーン?? なんなんでしょう。この中途半端な懐メロ感。
Twitter なんかを見ていますと、政治信条にかかわらず、こういうことをする犯人を非難する人が多いようなので、そこはちょっとほっとしています。
しかし、ここ1週間ぐらいで頑張って映画4本見といてよかった。これからまた3週間映画館で映画を見られなくなります。