鎮静剤って打たれたことあります? 私、10年ほど前に大腸内視鏡検査のときに打たれたことあります。点滴みたいな管を肘の内側につながれて、看護婦さんに「10からカウントダウンしてください」と言われて、7ぐらいで記憶なくなりました。気持ちよく眠りにつき、目が覚めたらすべてが終わっていました。目覚めはよかったです。
さて、「町がゆっくり死んでいく」みたいなタイトルにしようかと思ったんですが、それだと大げさだと思ったのでやめました。死ぬわけじゃないので。鎮静剤でゆっくり眠りにつく感じ。ジムが閉じ、映画館が閉じ、ブックメーカーが閉じ、飲食店も多くがシャッターを下ろしています。
スミスフィールドではチェーン店のコスタも店内での飲食を禁止して、テイクアウトのみ。ブリトーの店のブージャムも昨日まで開いていたと思ったが、今日はテイクアウトのみ。私がよく行くシナモン・カフェは今日はたぶん土曜だから休み。月曜からまた開けてくれると思う。
1軒だけ開いているのは私もたまに行く Bel Cibo というイタリアン・レストラン。ここは面白い張り紙がしてありました。
左側: 「ちゃんとした食事を注文しない場合は、アルコールは提供できません。ウチはバーではないので。それをやると店を閉じなければならなくなってしまいます」
パブは全面的に営業を取りやめているので、そういう使い方をするお客さんもいたのでしょう。
右側:「スタッフがテーブルに伺う回数を減らしています。お支払いはレジでお願いします」
ソーシャル・ディスタンシングの一環ですね。こちらのレストランでは、いつもなら基本的にテーブルで会計します。
シティーセンターの方も歩いてきました。
こちら(↑)が3月21日(土)午後1時ごろのグラフトン・ストリートの様子です。ここはダブリン一のショッピング街で、普段なら人がごったがえしています。
8割方の店が閉じており、人影もまばら。トーマス・ブラウンは閉店。M&Sは開いていました。あそこはスーパーが地下にありますからね。スーパーやコンビニはどこも開いています。
バーガーキングはフルで営業しているようでしたが、マクドナルドはテイクアウトのみ。
バスカーはギター演奏の方が1人だけいました。皆さんの気分が沈みがちなこういうときに、エンターテイメントを提供していただきありがとうございます。
スティーブンス・グリーン・ショッピング・センターも一応開いてましたが、中の店はほとんど閉まっていました。
それから、昨日あたりから、白人でもマスクをしている人をチラホラ見かけるようになりました。それまでは、マスクをしているのはだいたい東アジア系の人でしたが。現在でも、マスクをしているのはまったくの少数派。1%くらいかもしれません。私もしてません。
「マスクあります」の張り紙をしているコンビニを昨日初めて見ました。